来週の週末(10/2~4)は、いよいよ「ヨコハマフローティングヨットショー2026」が横浜ベイサイドマリーナで行われる。出展艇を事前に紹介するこのシリーズ、今回はフランスのベネトウの2艇について紹介していこう。

フランスのベネトウ(Beneteau)は、セールボートとパワーボートを問わず、圧倒的なラインアップをそろえる世界最大のプロダクション艇ビルダーだ。昨年(2025年)、創業140周年を迎えた老舗でありながら、常に最新の技術やデザイン、トレンドを取り入れるなど、魅力的なモデルを世界中のユーザーに送り続けている。

セールボートの主力シリーズがオセアニス(Oceanis)で、今年はシリーズの誕生から40周年という記念イヤーということもあり、世界各地でさまざまなイベントが催されている。日本でも、総輸入元のファーストマリーンが9月5~6日に「オセアニスランデブー」をリビエラシーボニアマリーナ(神奈川県三浦市)で開催したばかりだ。(関連記事はコチラ)

40周年を迎えたオセアニスシリーズは、これまでに総計30,000隻以上が建造されたという。まさに歴史に名を残す人気シリーズといっていいが、今なお進化を続けながら、世界中のファンをとりこにしている。

そのオセアニスシリーズからは、今回のフローティングヨットショーには、「オセアニス47」と「オセアニス34.1」の2モデルが出展される。写真とともに紹介していこう。

(文=安藤 健/舵社 写真提供=Beneteau)


ベネトウ・オセアニス47

圧倒的な広さの船上空間を実現。全幅を最大限に生かしたコクピットには、L字形ソファ&テーブルが左右に配置されている。ドッグハウスが低いこともあって、スーパーヨットのようなスタイリッシュな外観を持つ
大型艇らしいゆとりに満ちたメインサロン。洗練されたインテリアが目を引く。頭上に加え、ハルにも大きな舷窓がいくつも設けられていることもあって、とにかく明るい空間となっている
船首に設けられたマスターステートルーム。十分なゆとりがあり、セーリングの後にはゆっくりと体を休めることができるに違いない
左右対称のアフトキャビンを備えている。セーリング中の写真を見てもわかるように、船尾にかけて幅広の船型を採用していることもあって、このエリアにも十分なスペースを確保できている

BENETEAU OCEANIS 47
●全長:14.6m
●全幅:4.5m
●喫水:2.47m
●排水量:10,981kg
●燃料タンク:195L
●清水タンク:370L
●エンジン:最大80馬力


ベネトウ・オセアニス34.1

全長10.77メートルのオセアニス34.1は、日本でも人気を集めている一艇。サイズを超えたゆとりとセーリングパフォーマンスを両立、小人数でも快適なセーリングを楽しむことが可能だ
ステアリングはツインホイール仕様。トランサムのスイムプラットフォームを展開すれば、アンカリング中にウオーターアクティビティーを楽しむこともできるし、船尾着けで岸壁や桟橋に係留したときには乗り降りも容易にできる
シンプルで使い勝手がよさそうなコクピット。停泊中にくつろぐときには、センターのテーブルを拡張すればOK
メインサロン前方(写真の手前側)はラウンジエリアになっていて、テーブルをはさんで4~5人は余裕を持って座れるはず。左舷側のチャートテーブルは折り畳み式(写真の右側)
メインサロンの右舷側、コンパニオンウェイの階段を下りてすぐの位置には、本格的なギャレーが設置されている。長期間のクルージングの際にも、快適に過ごすことができるだろう

BENETEAU OCEANIS 34.1
●全長:10.77m
●全幅:3.57m
●喫水:2.55m
●排水量:5,455kg
●燃料タンク:130L
●清水タンク:231L
●エンジン:最大30馬力

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