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島で暮らすということ。心の豊かさ/宮古島(沖縄県)池本孝徳さん/海辺暮らしの日々 COASTAL DAYS①-3
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島で暮らすということ。心の豊かさ/宮古島(沖縄県)池本孝徳さん/海辺暮らしの日々 COASTAL DAYS①-3

沖縄県の離島、宮古群島。ここ宮古島で暮らす池本孝徳さんのコースタルライフ。1~2回目では池本さんの伝統和船「サバニ」との向き合い方を伝えたが、今回はキールボートによるクルージングと、砂山ビーチ近くに構えたご自宅での暮らしの話。海辺暮らしの日々を紡ぐ連載、池本さん編の3回目です。

目次
  1. 南国、ヨット泊の朝
  2. フルーツに囲まれた暮らし
  3. 池本孝徳さん Takanori Ikemoto
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娘から届いた伝統和船サバニに込められたもの/宮古島(沖縄県)池本孝徳さん/海辺暮らしの日々 COASTAL DAYS①-2
宮古島で暮らす池本孝徳さんのコースタルデイズ=海辺暮らしの紹介、2回目。次女の碧(みどり)さんが父のために購入した伝統和船「サバニ」。たうかぬーい(1人乗り)サバニで走る宮古島の海。池間サバニである池本さんの愛艇との暮らしとは。そんな、池本さんの暮らしを全6回でお届けします。その2をどうぞ
2026.08.13

沖縄県の離島、宮古群島。ここ宮古島で暮らす池本孝徳さんのコースタルライフ。1~2回目では池本さんの伝統和船「サバニ」との向き合い方を伝えたが、今回はキールボートによるクルージングと、砂山ビーチ近くに構えたご自宅での暮らしの話。海辺暮らしの日々を紡ぐ連載、池本さん編の3回目です。

宮古島の布干(ぬのほ)し堂桟橋に係留した池本孝徳さんが共同で所有する〈うるま〉(ハイテック30モディファイ)。水納島(みんなじま)クルーズから帰着。真夏の夕方、入道雲。沖では激しいスコール。さて、船尾で魚をさばこうか……
夕方、集まってきた仲間たちと宴会が始まる
〈うるま〉の船長、知念秀夫さん(愛称、秀坊)がスターンでスマガツオをさばく。魚仕事の定位置である

南国、ヨット泊の朝

モノハルのキールボートのキャビンで目が覚める。昨年の夏、沖縄県・宮古島。朝から気温は28度。池本孝徳さん(以下、池さん)がデッキでもう何かしている。

「おはようございます。早いっすね」

「暑くて寝られなかったからさ、デッキで寝たらちょうどよかったよ」

池さんは上がったばかりの太陽の日差しを遮るため、タープをはっていた。私もそれを手伝う。さて、心地よい日陰ができたところで缶ビールをあける。昨日いただいたマンゴーが朝ごはん。池さんが共同オーナーで持つ〈うるま〉(ハイテック30モディファイ)の朝の風景だ。

1~2回目に続き、宮古島に暮らす池さんのコースタルデイズを紹介したい。池さんは京都府舞鶴市で生まれ、20代を宮古島で暮らした。ダイビングとヨットに明け暮れる日々を過ごすなか、共に外洋ヨットレースに参加した岡田豪三さん(ISPAクルーザースクール、元インストラクター)の誘いで関東へ。本橋一男さんのフォースセブンに所属し『ヨッティング』誌の営業を務めた後、舵社へ。そう、池さんは私の先輩。ということで、池さんにとって現在の宮古島暮らしは、IターンではなくUターンなのだ。

フルーツに囲まれた暮らし

池さんの自宅を拝見した。離島移住の正しい姿がそこにあった。庭はきれいに手入れされ、マンゴーやバナナ、パイナップルはもちろん、島トウガラシに、コーヒー豆、苧麻(ブー/からむし。宮古上布の糸の材料)とインド藍まで育てていた。

「この石垣、見てよ」と池さんが指す先に、家をぐるっと囲んだサンゴ石の石垣。「大変だったよ〜」って! これ自分でやったんですか? まじでびびる。玄関先にはプルメリアとハイビスカスが咲き乱れ、隣りの庭先にはドラゴンフルーツがなっていた。サバニのセールを手入れしたり、収穫したコーヒー豆でコーヒーを淹れたり。奥さまとの2人暮らしは、うらやましき豊かさに満ちていた。 (次回①-4へ続く)

宮古島の平良荷川取(ひららにかどり)、砂山ビーチ近くにかまえた池本さんの家
サンゴ石を拾い集め、池本さん自ら組んだ自宅を囲む石垣。ものすごく大変だったそうだ

池本孝徳さん Takanori Ikemoto

20 代、宮古島でダイビングとヨットに明け暮れる。本土へ渡り、『ヨッティング』誌を経て、『Kazi』誌を発行する舵社で営業を務めて2013 年退社。宮古島へ戻り、海辺のスローライフを送る。大浦漁港のスロープにて。

(文・写真=中村剛司/舵オンライン編集部)

本記事は月刊『Kazi』2026年2月号からの抜粋

全6記事

宮古島/池本孝徳さん COASTAL DAYS 海辺暮らしの日々①

若き頃に過ごした宮古島へUターンした池本孝徳さん。舵オンラインを運営する舵社などで営業を務めて2013 年退社。宮古島での暮らしを始めた。ベースの砂山ビーチ近くの一軒家ではマンゴーやパイナップルを育て、次女の碧(みどり)さんからプレゼントされた沖縄の伝統和船「サバニ」に乗り、休日は仲間と共同で所有するセーリングクルーザー〈うるま〉(ハイテック30モディファイ)で宮古群島沖を走る日々・・・。三線の拍子のようにゆっくりと流れる時間とは。

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