
リージェント セブンシーズ クルーズが、2026年12月に新造船〈セブンシーズ プレステージ〉を就航させる。10年ぶりとなる新造船で、総トン数76,550トン、乗客定員822名、乗員630名。411室すべてがバルコニー付きのスイートという、ウルトララグジュアリー船だ。

客室は12カテゴリーに分けられ、そのうち4カテゴリーは〈セブンシーズ プレステージ〉のために新設された。なかでも注目されるのが「スカイビュー・リージェント・スイート」。ウルトララグジュアリー船としては最大規模となるスイートで、ゆとりある船内空間を象徴する存在となっている。


船内には11カ所のダイニングを設置。リージェントを代表する「コンパスローズ」「セッテマーリ」「シャルトリューズ」「プライム 7」「パシフィックリム」などに加え、新たにメゼスタイルの地中海料理を提供する「アジュール」が加わる。

〈セブンシーズ プレステージ〉で目を引くのが、船の中央部を11デッキにわたって縦に貫く「スターライトアトリウム」だ。その中心には、チェコのクリスタルメーカー、プレシオーサ・ライティングと船内デザインを手掛けるStudio DADOが共同制作した光のインスタレーションを設置。300本以上の手作りによるボヘミアンクリスタルの柱状パーツを用い、古典様式やルネサンス様式から着想を得たアトリウムに、現代的なシャンデリアとして組み込んでいる。

このクリスタルを中心に、リージェント初となる音と光の演出「リュミエール」も行われる。毎日18時25分、夕食前の時間帯にスターライトアトリウムで開催され、照明が徐々に落ちるなか、オリジナルのオーケストラ曲に合わせてクリスタルと照明がきらめく。11デッキにまたがる吹き抜け空間だけに、見る階や場所によって異なる表情を楽しめるのも特徴だ。ガリレオズバーからシャンパンを片手に眺めることもできる。

船内空間には、乗客一人あたりの居住空間を十分に確保するとともに、乗客に対するクルーの比率を高い水準に保つというリージェントの考え方が反映されている。大型船でありながら822名という乗客定員に抑え、630名の乗員がサービスを担う。

初シーズンはヨーロッパとカリブ海を舞台に13クルーズを予定。初航海は12月28日からのマイアミ周遊11泊のクルーズとなる。その後は東・西カリブ海やパナマ運河を巡り、シーズン終盤にはイベリア半島からフランス沿岸へ。寄港地での観光も重視し、1クルーズあたり最大97コースのツアーが用意されるという。

船の規模、全室スイートという客室構成、11カ所のダイニング、そして11デッキを貫くスターライトアトリウム。〈セブンシーズ プレステージ〉は、リージェント セブンシーズ クルーズが10年ぶりに投入する新クラス船として、船内での滞在そのものに重点を置いた設計が随所に見られる。
2026年12月、その新たな船がいよいよ世界の海へ、デビューする。
(文=Sea Dream編集部 写真=リージェント セブンシーズクルーズ)
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