海やボートに興味はあっても、「自分には縁がない」と感じている人は少なくない。費用や知識への不安、そもそも何から始めたらよいのかわからないという声も聞く。

そうした疑問に答え、少しでも多くに方たちに「ボート遊び」の魅力を知ってもらおうと、ボートディーラーやマリーナ、メディアなどマリン関連各社(もちろん舵オンラインを運営する舵社も参加)が協力して始まったボート体験試乗会「はじめよう海。乗ってみようボート。」が、9月12日(土)、13日(日)に、東京夢の島マリーナで開催され、今回も大いに盛り上がった。


今回の出展艇は、(上から順に)パーカー790エクスプローラー、クラーケン27キャビン、ヤマハYFR-24EXの3艇

残念ながら初日は天気に恵まれなかったものの、橋や水門をくぐっていく、東京ならではの水路クルージングは大変好評だった
水路を抜けると、レインボーブリッジと都心のビル群が広がる。普段見ることのできない海側からの光景に感動。しばらくボートを止めて、家族写真を撮る様子も見られた

2日目はお昼から太陽が出てきて、最初ははしゃいでいた子供たちも、心地よい風と船の揺れのおかげで気持ちよさそうにグッスリ
やっぱり船首に座りたい!子どもたち。潮風を浴びて満面の笑みを見せてくれた。ボート遊びの魅力は大人にもしっかり伝わったようで、参加者の中には、その場でボート免許の教習を申し込んだ人も!
ボート免許保持者は操船もできる。最新の輸入艇を操船できる貴重な機会で、教習艇以来の操船となる方たちにとっては、とても新鮮な経験となったようだ

特に今回は併催されたハワイ&タヒチフェスティバルからの参加者が多く、ボートに乗ること自体が初めてだという方が筆者の体感で7割ほど。参加者の中には、これからボートの購入を検討するという方や、ボート免許の取得を決めた方もいて、本イベントが実際に「海遊びのはじめの一歩」となっていることがうかがえた。

やはりボート遊びは、自動車やオートバイなどほかの乗り物に比べると、「入り口が狭い」「ハードルが高い」「普段目にする機会がない」という感想は、参加者からも多く聞かれた。

長くマリン業界にいると、そういった一般的な感覚はどうしても忘れてしまいがちだ。だからこそ、こうした「生の声」が聞けるイベントは、マリン業界で働くわれわれにとっても参加する価値のあるものだと強く感じた。何より、ボートや海で遊ぶ楽しさに触れてもらい、一人でも多くの海の仲間が増えるのであれば、これ以上にうれしいことはない。

次回は来年2027年の5月に開催予定。詳細は、舵オンライン、公式サイト、公式Facebookにてお知らせします。皆様のご参加をお待ちしております。 

(文・写真=谷川壱星/舵社)