Kazi YACHT AWARD 2020-2021/大賞・部門賞発表!

2022.01.29

舵オンラインおよび、月刊『Kazi』誌にて、2020年夏に行った Kazi YACHT AWARD 2011-2020。これは、2011年から2020年の10年間に『Kazi』誌で紹介したヨットのなかから大賞、各部門賞を選定するものだった。このアワードが多くの評価を得たことから、 Kazi YACHT AWARDを毎年開催する運びとなった。 今回は、2020年9月号から2022年2月号までの16号分、全54艇をノミネート艇とした。 

選者は、『Kazi』誌などで活躍するセーリング評論家、ヨットデザイナー、プロセーラー、ジャーナリストに加え、舵オンラインスタッフ(編集者、カメラマン、デザイナー)を合わせた全13人。 

そして、大賞に輝いたのは・・・オカザキヨットが輸入・販売する「サフィアSE27レジャー」。デイセーラーが大賞となった。

優雅な船型を有する趣味性の高いデイセーラー。なんと、13人の選者全員がなんらかの点数を入れたことに驚きを隠せない。全選者の心を奪ったサフィアSE27レジャー。幅広い層から魅力の高さがうかがえる。では、この1年のセーリングボートの傾向を分析しながら、大賞と各部門賞を見ていこう。 

 


Kazi YACHT AWARD 2020-2021
大賞
SAFFIER SE 27 LEISURE
サフィアSE27レジャー
297pt

SPEC

●全長(バウスプリットを除く):8.2m ●水線長:7.4m ●全幅:2.6m ●喫水:1.6m ●排水量:1,900kg ●価格:17,608,000円( 2021年3月末現在。横浜または西宮渡し)

(問)オカザキヨット
TEL: 0798-32-0202(西宮)
TEL: 045-770-0502(横浜)

 

Dealer’s Comment

オカザキヨット:岡崎浩資朗さん

大賞をいただきありがとうございました。サフィアSE27 レジャーは、趣味が多様化し忙しい現代のセーラーが、限られた時間で120%セーリングを楽しむのにピッタリのヨットだと思います。弊社は、2007 年からSAFFIER YACHTSの輸入をしておりますが、ようやく高い評価をいただくことができて、社員一同感激しております。ジャパン インターナショナル ボートショー2022(3/31~4/3:横浜)には最新モデル「サフィアSE33 ライフ」を出展予定ですので、ぜひご期待ください。 

 

総合result

順位/艇名/ポイント

1位/サフィアSE27レジャー/297pt

2位/J/99/165pt

3位/イーグル44/161pt

4位/エクセス11/145pt

5位/ホビー・ミラージュ・アドベンチャーアイランド/122pt

6位/ムーディーDS41/119pt

7位/UFO/99pt

8位/ベネトウ・オセアニス40.1/94pt

9位/ラグーン46/ 90pt

9位/RS Aero/90pt


 

Kazi YACHT AWARD 2020-2021
クルージング部門
1位
SAFFIER SE 27 LEISURE
サフィアSE27レジャー
297pt

SPEC

●全長(バウスプリットを除く):8.2m ●水線長:7.4m ●全幅:2.6m ●喫水:1.6m ●排水量:1,900kg ●価格:17,608,000円( 2021年3月末現在。横浜または西宮渡し)

(問)オカザキヨット
TEL: 0798-32-0202(西宮)
TEL: 045-770-0502(横浜)

 

Dealer’s Comment
オカザキヨット:岡崎浩資朗さん
クルージング部門1位に選出いただき、ありがとうございます。SAFFIER YACHTSは世界でも数少ないデイセーラー専業メーカーで、サフィアSE27レジャーは現代のデイセーラーのトレンドを象徴するモデルです。 

 

クルージング部門result

順位/艇名/ポイント

1位/サフィアSE27レジャー/297pt

2位/イーグル44/161pt

3位/ムーディーDS41/119pt

4位/ベネトウ・オセアニス40.1/94pt

5位/スワン48/88pt


 

Kazi YACHT AWARD 2020-2021
スポーツ部門
1位
J/99
J/99
165pt

SPEC

●全長:9.94m ●水線長:8.72m ●全幅:3.40m ●喫水:1.99m●排水量:3,800kg ●バラスト重量:1,520kg ●現地参考価格:137,000ユーロ(2021年10月末現在)

(問)ビィー・インターナショナルヨット
TEL: 046-876-3527

 

Dealer’s Comment 
ビィー・インターナショナルヨット:所 和秀さん

『Kazi』誌主催ヨット・アワードのスポーツ部門にて1位の栄光にあやかり、審査員並びに舵オンライン、『Kazi』誌に感謝申し上げます。Jボート社は外洋クルージングでも速く安全に走れ、レースでも楽しめるよう、低VCGキールの採用、バキューム工法による曲がりやたわみの少ない船体に、マッチングしたセール面積を配したスポーツボートです。敏感なヘルム感覚やセールトリムによる上り角度、スピードの変化をお楽しみください。3世代でのセーリングができるような船内配置となり、多方面で使用できるオールラウンドなモデルです。少人数でも乗りやすいサイズ及び予算にて、日本のヨット市場に最もフィットした艇と確信しています。 

 

スポーツ部門result

順位/艇名/ポイント

1位/J/99/165pt

2位/J/121/85pt

3位/イタリア11.98/83pt

4位/カーキーク40+ CF3.00/KARASU/78pt

5位/ファーイースト23R/69pt


 

Kazi YACHT AWARD 2020-2021
ディンギー部門
1位
Hobie Mirage Adventure Island
ホビー・ミラージュ・アドベンチャーアイランド
122pt

SPEC

●全長5.05m ●全幅2.9m ●総重量84kg ●価格82 万1,700円

(問)マリンボックス100
TEL: 046-872-1550

 

Dealer’s Comment
マリンボックス100:渡邉 真さん

この度は、このような素晴らしい賞をいただきありがとうございます。残念ながら、ホビー・ミラージュ・アドベンチャーアイランドは、現在製造中止となっております。しかし、2人乗りのホビー・ミラージュ・タンデムアイランドは製造されていますので、引き続きこの艇の魅力を発信し続けていきたいと思っております。 

 

ディンギー部門result

順位/艇名/ポイント

1位/ホビー・ミラージュ・アドベンチャーアイランド/122pt

2位/UFO/99pt

3位/RS Aero/90pt

4位/RS Feva/51pt

5位/ティワル3/44pt 


 

Kazi YACHT AWARD 2020-2021
マルチハル部門
1位
EXCESS 11
エクセス11 145pt

SPEC/EXCESS 11

●全長:11.33m ●全幅:6.59m ●喫水:1.15m ●軽荷排水量:9t ●セール面積:メイン55m2、セルフタッキングジブ22m2、コードゼロ54m2 ●燃料タンク:400L ●清水タンク:300L ●エンジン:ヤンマー3YM30X2(セールドライブ)×2 ●価格:問い合わせ

(問)オデッセイマリーン
TEL: 046-875-0650 /046-879-2178

 

Dealer’s Comment
オデッセイマリーン:関口徹夫さん

最近ますます大型化している外洋カタマランの中で、エクセス11は、あえて37ftと小さめのサイズとなります。べネトウグループがベスト&ロングセラーだったラグーン380で培ったこのサイズのノウハウをすべて注ぎ込んだのが、このエクセス11です。ラグーンシリーズとは一味違ったテイストをお楽しみください。 

 

マルチハル部門result

順位/艇名/ポイント

1位/エクセス11/145pt

2位/ラグーン46/90pt

3位/ドラゴンフライ28/86pt

4位/ラグーン450S/57pt

5位/ドラゴンフライ40/54pt


 

Kazi YACHT AWARD 2020-2021 ノミネート全54艇データ

ノミネート艇の57.4%がディンギーに。また、艇の大型化はもう当たり前という時代か。40~49ft艇が65.2%となった。 

 

 

【総論】
大型化する市場の中に咲いた一輪

この1年はディンギーの紹介が31 艇と非常に多かった。東京2020、オリンピックイヤーの影響かとも思ったが、主な艇種はオリンピック艇種にあらず、フォイリング艇、ファンディンギーが中心。それらを除くと、キールボートは24艇。大型化は言うまでもなく、ほぼ40ft台という結果に。それにもかかわらず、大賞を取ったデイセーラー、サフィアSE27 レジャーはまさに、大輪の花の中に咲く可憐な一輪。ファーイースト23Rなど、小型サイズのノミネートにも注目が集まったが大賞に食い込むには至らず。 

そんななか、イタリアヨットのイタリア11.98 は、なんと『Kazi』誌2月号での紹介であり、選定時にまだ記事化されていなかったにもかかわらず上位に入ったことも、この艇種への期待度がうかがえる。マルチハル部門は、カタマラン販売の老舗、オデッセイマリーン、ファーストマリーン両巨頭の独壇場となった。各ジャンル、示唆に富んだ結果といえよう。 

 

(文・写真=Kazi編集部) 

※本記事は月刊『Kazi』2020年2月号にも掲載。バックナンバーおよび電子版をぜひ 

 


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