ベネトウ・オセアニス47がアジア初のお披露目|新世代のラグジュアリーヨット

2026.04.08

オセアニス(Oceanis)といえば、フランスのヨットビルダーであるベネトウ(Beneteau)の人気シリーズの一つ。その最新モデルである「オセアニス47」が、3月19日(木)~22日(日)に開催されたジャパン インターナショナル ボートショー2026(横浜ベイサイドマリーナ)で、アジアでは初のお披露目の場を迎えた。

 

定番のオセアニスシリーズにおいては、最新の第八世代に数えられるこの47。圧倒的なゆとりは、ボートショーに並んでいた他の展示艇の中でも、ひときわ注目を集めていたことは言うまでもない。

 

今回のボートショーに合わせて、グループ・ベネトウから、エルワン・エルさん(アジア太平洋地域セールスディレクター:写真左)とシャルロット・ピオションさん(アジア太平洋地域マーケティングマネージャー:写真右)の2人が来日。そこで、オセアニス47の特徴やセールスポイント、また日本のマーケットについてなど、あれこれお話を聞いた。

 

オセアニス47がアジアでデビューしました。このモデルの特徴やセールスポイントについて教えてください。

まず一つ目に、性能と安定性を追求した新世代の船体。そして二つ目に、アウトドアリビングスペースとして設計されたコクピット。この組み合わせにより、船上で家族や友人と楽しむことや海との一体感が重視されるアジア市場において、オセアニス47はきわめて魅力的なモデルとなっています。

際立ったキールと幅広になった船尾部により、セーリング時の安定性と停泊時の快適性が向上しています。優れた強度、性能、耐航性を兼ね備えた、モダンでバランスの取れた船体形状は、長期クルージングに最適です。コクピットに配置されたモジュラー式ツインテーブルは、大きなサンパッドへと変身する、真の3-in-1仕様です。

 

オセアニス47には、2種類のコクピット仕様が用意されています。

クローズドコクピットは、安全性を高め、座席や収納スペースを拡張。ファミリークルージングに最適です。一方のオープンコクピット(写真)は、海への直接アクセスが可能。水泳、ダイビング、アンカリングなど、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。

オプションの屋外ギャレーにはグリルを装備し、船上でバーベキューを楽しめます。

 

さらに、あらゆるライフスタイルに対応する、スマートで広々としたインテリアレイアウトを選択できることも見逃せません。

3キャビン/2ヘッド(オーナーズバージョン)、4キャビン/4ヘッド(チャーター向けバージョン)のほか、5キャビン/3ヘッドという仕様が用意されています。

明るいメインサロン、そして多機能なダイニングエリアもこのモデルの自慢の一つです。耐久性に優れたコーリアン製ワークトップを備えた広々としたL字型ギャレーは、調理をする際の使い勝手も抜群です。

 

また、豪華なオーナーズスイートは、中央にベッドが配置され、パノラマウインドーによる採光性の高さもポイントとなっています。

 

もちろん、セーリングパフォーマンスも見逃せない部分で、あらゆるセーリングスタイルに対応する容易な操作性が大きな特徴となっています。

マストファーリング式のメインセールとセルフタッキングジブを標準装備し、イージーセーリングを実現。ヘルムステーション周りにウインチとコントロールロープ類が集中配置されるなど、効率的で安全なレイアウトとなっています。

また、よりパワーを求めるセーラー向けに、より高いマストと大きなセールを組み合わせた「ファーストライン・パフォーマンスパック」が用意されています。

レース愛好家でも、船上での高い快適性を維持しながらレースを楽しむこともできる──つまり幅広い層のお客様のニーズに対応しているというわけです。

 

ほかに装備としては、370Lの清水タンクと195Lの燃料タンクを搭載。インテリアとコクピット全体に十分な収納スペースを有しています。広々としたスイムプラットフォームは、海へのスムーズなアクセスを可能にするはずです。

オセアニス47は、長距離クルージングに特化したモデルだといえるでしょう。

 

オセアニス47は、40年以上にわたる革新を誇るオセアニス・シリーズの第世代の一員です。

流線的で現代的なシルエット。洗練された人間工学。屋内と屋外空間のシームレスなつながり。ベネトウの真髄を受け継ぐ現代的なデザインにもご注目ください。

 

創立140周年を迎え、成長を続ける中、2026年のハイライトについて教えていただけますか?

ファースト30は、「ヨーロッパ・ヨット・オブ・ザ・イヤー2026」のパフォーマンスクルーザー部門で、ウイナーの座に輝きました。これは、誰もが楽しめる高性能セーリングを実現するという、ベネトウの取り組みに対する大きな評価です。

また今年は、快適性、親しみやすさ、そしてパフォーマンスというベネトウの哲学に基づいて進化を続けるオセアニスシリーズの第八世代にスポットライトを当てます。ベネトウの歴史を形作ってきたこのシリーズの40周年を、皆さんと共に祝いましょう。

 

日本への訪問は今回が初めてですか?

過去10年にわたり、光栄なことに関口徹夫氏(ファーストマリーン会長)のリーダーシップの下、ファーストマリーンのチームと密接に連携する機会に恵まれてきました。日本を訪問し、このようなプロフェッショナルなパートナーチームと協力し、日本の洗練された文化を再び堪能できることは、常に喜びです。(エルワンさん)

今回が初めての日本訪問でしたが、ファーストマリーンの社員とは常に近しい立場で仕事をしており、今回もとても充実した素晴らしい時間を過ごせました。(シャルロットさん)

 

ジャパン インターナショナル ボートショーと横浜ベイサイドマリーナを実際にご覧になって、どのような印象をお持ちですか?

ジャパン・インターナショナル・ボートショーは、アジアのマリンカレンダーにおいて重要な位置を占めています。日本の顧客は知識が豊富で目利きが良く、その多くは情熱的なボートオーナー、経験豊富なセーラー、あるいは熱心な釣り愛好家です。水上の生活を深く愛するという同じ世界観を共有しているため、あらゆる交流が特に楽しいものとなります。

今後数年間で、さらに多くの新艇が展示されることを期待しています。それは、市場が成長を続け、勢いを増している証となるでしょう。

 

今年、私たちはオセアニス46.1の後継モデルであるオセアニス47を発表できたことを誇りに思います。このモデルは、オーナーの皆様からのフィードバックに真摯に耳を傾けた結果が形になったものであり、世界中で650名以上の購入者を魅了してきたベストセラーの自然な進化形でもあります。

すでに広く評価されているモデルを一から作り直すのではなく、その成功の要因をさらに磨き上げることに注力しました。これには、木工品質の向上、座席のシステムの改善、快適性とスムーズな動線を追求したデッキレイアウトの再設計が含まれます。

オセアニス47は、真のクラシックモデルとなるよう設計されています。家族や友人と一緒に、セーリング中も停泊中も、忘れられないひとときを過ごすために作られたヨットです。

 

(文=安藤 健/舵社 写真=山岸重彦/舵社、有賀航平/舵社)

 

(問い合わせ)
ベネトウ日本総輸入元
ファーストマリーン
TEL: 046-879-2111
https://www.firstmarine.co.jp/

ベネトウ・オセアニス47
https://www.beneteau.com/oceanis/oceanis-47

 


 

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