神奈川県・葉山の一級建築士事務所「MARIO DEL MARE(マリオデルマーレ)」が手掛ける高床式テント「ZEROPOD(ゼロポッド)」の新作が、10月4日(日)まで横浜ベイサイドマリーナで開催されている「2026ヨコハマフローティングヨットショー」に出展中だ。

帆を広げ、風を受けながら海原を進んでいく感覚は、ヨットでしか味わえないもの。しかし、潮風を感じながら、大切な家族や仲間と食事をしたり、語らったりする「キャビンライフ」なら、陸の上でも楽しめるのではないか。そんな発想から生まれたのがZEROPODだ。

高床式のZEROPODは、地面から約70cm離れた場所にリビングのような空間をつくる。ペグを使わず、6本の伸縮脚で設置する構造で、砂浜や芝生、斜面など、さまざまな場所に設置できる
収納時はゴルフバッグほどのサイズになる。重量は約20kgで、専用のキャリーを使えば持ち運びも簡単だ
組み立ては、折り畳み傘のように広げて高さを調整し、センターポールを立てるだけ。習熟すれば女性一人でも3~5分程度で設営できる
内部にはクルーザーのキャビンをイメージした木製テーブルを備え、大人5人がくつろげるスペースを確保
フランス製のマリン用生地やイタリア製のヨット用ロープなど、船の世界で使われる素材を取り入れ、葉山の工房で一つひとつハンドメイドされているのも特徴だ
開発を手掛けるのは、マリオデルマーレの代表で、ローマ生まれの建築家・下平万里夫氏。ヨットで海へ出るだけでなく、海辺で食事をしたり、仲間と過ごしたりする時間を大切にしてきた経験が、ZEROPODの開発につながっている
今回のヨットショーでは、従来のZEROPODに加え、鮮やかなイエローのキャノピーとマリンボーダーの組み合わせを特徴とする 2026年のニューモデル「ZEROPOD California」(写真右)も展示中。会場では実際に内部へ入って、キャビン空間を体験することができる

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「ZEROPODはキャンプ用品ではなく、ヨットの仲間だと思っています。波の音を聞きながら、富士山に沈む夕日を眺めて、大切な人とワインを飲む。そんな時間を陸の上でも楽しんでいただきたい。ヨット乗りの方はもちろん、ヨットに乗ったことがない方も、ぜひ『陸(オカ)の上のキャビン』をお試しください」と代表の下平氏は語る。

ヨットで海へ出る楽しみとはまた違う、海辺で過ごすもうひとつの時間。ヨットショー会場で、ZEROPODが提案する「陸の上のキャビン」を体感してほしい。

(文=谷川壱星/舵社 写真=マリオデルマーレ)

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