月刊『Kazi』誌の人気連載、「おいしいキャビン」(監修:西原佳江さん)で紹介した、牡蛎オムレツのレシピを舵オンラインで無料公開します。

ひと口目から牡蛎の濃厚なうま味と卵のまろやかさが広がり、表面はカリッ、中はもっちり。甘辛く酸味の効いたソースが食欲をそそり、ビールとの相性も抜群の一皿。 にぎやぐ台湾の夜市を彷彿とさせる、ごちそうレシピです。

以下、フードコーディネーターの西原佳江さんが記した秘伝のレシピ帖と航く、“食の航海記”と共にお楽しみください。

牡蛎オムレツ

年が明けて早くも1カ月がたつ。

海上生活ですっかり正月感は薄れてきたが、お隣の台湾ではそろそろ旧正月の時期を迎える頃。旧暦における正月で、特に中華圏では家族みんなで集まって食卓を囲む、活気あふれる季節だ。

地元民に愛される夜市の屋台街も、さぞかしにぎわうに違いない。そんな熱気に包まれる夜市には日本人の舌に合う料理も多く(中には多少グロテスクなものもあるが)、中でもそこの屋台で食べた牡蠣オムレツの味は強く記憶に残っている。

棚の西原佳江さんのレシピ帖に自然と手が伸びる。カリカリとモチモチが同居する独特な食感に、甘辛くて酸味のあるソースが食欲を増幅させる一皿だ。

さあ、今日のキャビンは夜市の屋台。見下ろす冬の海に、揺れる裸電球の灯が一瞬、映ったような気がした

「サラダリーフはほかの葉物でも、むき牡蠣はエビやカニでも代用可能です。水と一緒にパックされたむき牡蠣の場合は焼くと水分が出てくるので、キッチンペーパーなどで吸いましょう。ただし、水と一緒にうま味も流れてしまうので、無水パックを使うのがおすすめです!」(西原さん)

材料/2~3人分

  • むき牡蛎(無水パック)……50g
  • サラダリーフなど……ひとつかみ
  • 卵……1個
  • 油……大さじ1

A

  • 片栗粉……小さじ2
  • 小麦粉……小さじ1
  • 塩……少々
  • 水……大さじ3

B

  • スイートチリ……10g
  • ケチャップ……10g

手順

  1. A、Bをそれぞれ混ぜ合わせる。カキは塩水で洗い、水気を拭く。フライパンに油を入れて中火で温め、カキを炒める。水分が出た場合は、キッチンペーパーなどで拭き取る
  2. カキがぷっくりしてきたらAを全体に広げる。3 分ほど焼いて周りがパリパリしてきたら、卵を割り入れて黄身と白身をなじませながらフライパン全体に広げる
  3. サラダリーフを乗せる。上下を返して卵にも火を通したら、皿に盛り付け、混ぜ合わせたBのソースをかけて完成。カリカリとモチモチがミックスされた、絶妙な食感を味わおう
1.A、Bをそれぞれ混ぜ合わせる。カキは塩水で洗い、水気を拭く。フライパンに油を入れて中火で温め、カキを炒める。水分が出た場合は、キッチンペーパーなどで拭き取る
2.カキがぷっくりしてきたらAを全体に広げる。3 分ほど焼いて周りがパリパリしてきたら、卵を割り入れて黄身と白身をなじませながらフライパン全体に広げる
3.サラダリーフを乗せる。上下を返して卵にも火を通したら、皿に盛り付ける
4.、混ぜ合わせたBのソースをかけて完成。カリカリとモチモチがミックスされた、絶妙な食感を味わおう!

今回の講師

西原佳江(にしはら・かえ)

油壺でレースやクルージングを楽しむフードコーディネーター。フライパン1個で作れる船上料理を提案


この記事は月刊『Kazi』2026年3月号に掲載された「おいしいキャビン」を再編集したものです。

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(文=Kazi編集部 写真=舵社 監修=西原佳江)