海ガールあやはさん、ウクライナの子どもたちとセーリング!

2022.12.03

海ガールの矢口あやはさんがやってきたのは、石川県能登半島の七尾湾。ウクライナの子どもたちと日本の子どもたちと一緒にセーリングするためです。参加したイベントは、世界的なセーリングカリキュラム、ISPAの若者向けプログラム「ISPAヤングマリナープログラム キールボートコース」。

運営はISPAウインドヴァレーセーリングスクール能登校。プログラムの4日目と最終日にあやはさんが参加しました。 その様子をたくさんの写真で紹介します!

(タイトル写真:〈プカプカ〉(LM30)に乗る、ウクライナの子どもたちと海ガール) 

 

 

友眞 衛(ともざね・まもる)さんは、ISPA Japanの理事長。石川県珠洲市出身で、念願かない美しき七尾湾でISPAのプログラムの開催にいたる。好きな海はクロアチア、好きな食べ物は寒ブリの塩焼き。山本 海さんは、スピリット・オブ・セイラーズ代表でISPA公認インストラクター。好きな海はニュージーランドのベイ・オブ・アイランズ、好きな食べ物は寿司。 

 

●ISPA Japan

セーリングのライフスタイルや教育の普及を目指す認定NPO法人。国際的トレーニングプログラムであるISPAの日本窓口でもある。

https://www.ispa.jp/

 

●ISPA公認ウインドバレーセーリングスクール能登校

代表は黒瀬広喜さん(愛称ロキ)。七尾湾でISPAのトレーニングを開催している。

https://notopuca.com/

 

 

まずは、宿泊している宿「のとの えんね」の別棟のダイニングルームでブリーフィング。海図を見ながら、今日のコースを考えます

 

 

 

 

 

ドックアウト(出港):ヘルムスマンをあやはさんが担当。艇上のコマンドは基本英語。まずはセールホイスト 

 

 

ヘルムをプラトンに代わった頃・・・豪雨に! スクールはもちろん続きます

 

 

降ったり止んだりの気象のなか、みんなで力を合わせてセーリング!

 

 

メインセールの次は、ジブファーラーを展開! 

 

 

〈ヒュッケ〉(ビテッセ33)チーム
インストラクター/友眞さん

左から友眞さん、カノン、キヨ、ステパン、ゲラ。〈プカプカ〉チームのよきライバルです♪

 

 

〈プカプカ〉(LM30)チーム
インストラクター/海さん

左から、まお、伊藤さん、プラトン、ソニヤ、絵理さん、海さん、ちひろ 

 

 

無風地帯・・・なので、ロープワーク教室開催! 風がなくてもすることはたくさん。まずは、ロープワークを学ぼう。大ブームとなったチェーンノット(編み込み結び)。索具のエンド(端)でやりはじめる子どもたち。海さん、苦笑い 

 

 

ひたすら編み込んでいく。まおがソニヤから教えてもらっているところ

 

 

引っ張るとパラパラ~とほどける。気持ちいい~

 

 

大雨で全身びしょぬれ。海さんのアイデアで、帰着前にアンカリングして泳ぐことに。子どもたち、歓喜! ちひろは、スターンからダイブ! 

 

 

あやはさんと、プラトンがドボーン♪

 

 

プラトン(右端)、これで4回目(笑)

 

 

 

 

ウクライナの子どもたちがリードして、母国の料理を作ってくれました!
photo by Megumi Kurose

 

 

ウクライナの郷土料理、カシャ。最高にうまい!
photo by Megumi Kurose

 

 

伴走艇のドライバー、ロキさん(右端、黒瀬さん)と、午後の出艇を相談する友眞さん(中央)、海さん(左端) 

 

 

雨が上がった夕方、和倉温泉へ向けて18:30に西岸を出港! 

 

 

七尾湾の西岸(にしぎし)から和倉まではおよそ4.5マイル。1時間ほどのナイトクルーズです 

 

 

和倉温泉沖で開催される和倉温泉夏花火を見学するため、わくわくしながら進みます 

 

 

猿島の近くでイルカの家族に遭遇! 夜にイルカと走れるなんて感激

 

 

所定の場所にアンカリング完了してみんなで見た、大迫力の和倉温泉夏花火。海上からの観覧艇もちらほら。打ち上げ時は雨もやみ、最高でした

 

 

受講生の拠点となったゲストハウス「のとの えんね」(TEL: 0767-66-6065)

 

 

かわいい暖簾が目印です

 

 

山岸カメラマンが持ち込んだ水球のボールでパス練習する海さんとちひろ

 

 

水球は泳ぎながら使うもの。海に投げ込んでドボーン!

 

 

これが本来の七尾湾の景色。美しき能登の海を気持ちよくセーリング

 

 

伴走艇の〈ブルーローズ〉(イベント34)から応援するあやはさん。子どもたちだけで操船しています!

 

 

湖のように静穏で緑に囲まれた七尾湾。うねりはほぼなく、干満も50cm程度。目標物も多く、トレーニングにも最適なゲレンデだ

 

 

競うように走る2 艇。練度が高まった2チームが、きれいなタンデムセーリングを見せてくれた

 

 

西岸ヨットハーバーの全景。写真右手に遊帆が見える。エメラルドグリーンに輝く浅瀬が広範囲に広がる

 

 

 

 

 

 

飾り結びに挑戦した、あやはさんとまお(右)。うまくできました

 

 

すべてのトレーニングを終えて、友眞さんから全員へ温かいスピーチが。ログブックが配られた 

 

 

5日間を共にした仲間が大集合。スタッフや保護者も一緒にパチリ。みんな仲良しになりました。すばらしいプログラムだ 

 

 

(文=中村剛司/Kazi編集部、写真=山岸重彦/舵社)

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矢口あやは

Kazi誌にて連載「矢口あやは、海ガールはじめました!」執筆中。6月14日、大阪生まれ。ライター、ときどきイラストレーター。旅行誌やカルチャー誌を中心に、グルメ、歴史、美容などのジャンルで活動。生物が好きで2014年に狩猟免許取得。2020年に1級ボート免許取得、さらに2021年に3級海上特殊無線免許取得。夢はヨットで世界一周。 

 

ブログ:https://ayaha-yaguchi.amebaownd.com/

インスタグラム:https://www.instagram.com/ayaha614/

note : https://note.com/sakusaku_ok 

 


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