「ご当選、おめでとうございます!」
それは、2024年の『月刊ボート倶楽部 10月号』で読者プレゼントとして掲載されていた、広谷商店の船底シート当選の連絡。跳び上がるほどうれしかったです。そして、そこから今回のドラマが始まりました。

(トップ画像説明)
マイボートの係留場所。奥に見える漁船3隻(動きません)を、浮桟橋のように使っています。一番手前に私の船底シートが浮かんでいます!

『BoatCLUB』読者投稿/#59
片山仁志さん

●BOAT:〈仁隆丸〉(ヤマハFC-24)
●FIELD:愛媛県・松山沖ほか
●TARGET:カワハギ、カサゴ、アジほか

シートの設置は、メーカーである広谷商店さんにお願いすることもできたのですが、何でもやってみたい私は自分で設置してみることに。

まずは、せっかく船底シートを設置するのだから、ボートを最高の状態にしておこうと心に決めていました。ちょうど整備の時期でもあったので、船底シート設置予定日から逆算してボートを造船所に上架し、妻とともに船底掃除と塗装、オイル交換などを行いました。

上架して、エンジンオイルにギアオイル、エレメントにアノード交換! 結構好きな作業です
船底掃除後に、船底塗料を塗ってくれる妻
そして到着する船底シート

「デカい!」

到着したのは、人間が入れるくらいの大きな段ボールと長細い段ボール、それとカバーにくるまれたシート本体。とりあえずすべての荷物をなんとか玄関に収めました(わが家の守り神の布袋様も、坪庭からほほえんでおります)

係留場所の近くでシートの組み立てができるような場所がないため、自宅の庭である程度組み立てて、軽トラで持っていく作戦をとります。さっそく庭で広げると、庭一面がシートで埋まり、近所の方々は興味津々で質問攻め(笑)。

なんとか説明書通りに組み立て終わり、さて搬送という段になったのですが、これがまあ重い! そこで力持ちの後輩・又吉君の力を借り、係留場所である3隻目の漁船にもろもろを搬入。

そこからは几帳面な釣り仲間の伊東君とその後輩・宮本君の力を借り、いよいよ激狭空間(=漁船の船首スペース)でフロートを入れていくのですが、これがどう頑張ってもあと少しが入らない! 最終的に私の判断で、カッターでフロートを少しだけカット! 結果、見た目はきれいに入り、ファスナーも閉まって完成となりました。

桟橋がわりの漁船に船底シートを強固にくくり付けて取り付け作業は終了。自船をクレーンで下架し、いよいよピットイン! すると、ス~ッと吸い込まれるようにボートが入りました。そのころには係留場所近くにいた人たちもギャラリーとして参加。不思議な一体感があり、感動の一瞬でした!

船底シートを装着した愛艇〈仁隆丸〉。設置して約1年以上が経過しましたが、ボートには無論、フジツボは付いていません。船外機ブラケット部もシートで覆えるのでフジツボはゼロ。本当に画期的な商品だと思います。帰港時には目印になって、スムーズに着岸できるのもいいと思います

《後日談》フロートに禁断のカットを施したため、半年後、そこがシワになり全体の形が少し屈折しました。しかし、切り取ったフロートは大事にとっておいたので、小さな作業ボートで海からアプローチし、その部分に入れるときれいに収まりました。現在はシート全体もパシッとまっすぐきれいに浮いています!

(まとめ=BoatCLUB編集部)

※本記事は、読者の皆さまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」の過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲しています。

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