プレジャーボートの釣りで釣果を伸ばすには、魚探反応について知識を深めることが大切だ。
今回はアカアマダイ、キアマダイ、シロアマダイをねらっていたときに出合った魚探反応について、二つの反応を見ていこう。
●日時:2022年11月
●場所:神奈川県・葉山港沖
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:小型電動リールを使用し、片テンビンの吹き流し仕掛けに、エサはオキアミを付けた。水深80メートル前後でアカアマダイ、それより深いところでキアマダイ、水深40~50メートルあたりでシロアマダイをねらった
葉山沖でのアカアマダイねらいは昨今、水深80~100メートルの範囲を流すといい。キアマダイはさらにやや深く、120メートル前後がいい。いずれにしても実釣中の船速は時速0.5ノット以下で流したい
シロアマダイが生息する水深はアカアマダイやキアマダイに比べると浅く、主に水深40~50メートル。ただし、絶対数が少ないので、関東の海では幻の魚ともいわれている
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
本記事は、月刊『BoatCLUB』2023年2月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。
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