現在の愛艇は4 艇目で、約9 年前に購入したトーハツTF-235です。クラス最大級のアフトコクピットが気に入っています。前のフネを自分の点検不足で廃船にしてしまったため、メンテナンスには万全を心がけています!
●BOAT:〈ぐれ丸〉(トーハツTF-235)
●FIELD:五ヶ所湾
●TARGET:マダイ、イサキほか
今までいろいろな釣りに手を出してきましたが、一番はまったのは磯のグレ(メジナ)釣りでした。近 所の磯釣りクラブへ入会し、そこで出会ったみなさんの釣りに対する考え方、テクニックなど、その素晴らしさは今でも自分の釣りスタイルの原点になっています。
あるとき、会長から「魚を釣るために一番大切なことは何だと考えていますか?」と聞かれたことがありました。当時なんと答えたかは忘れてしまいましたが、あれから40年、最近少しわかってきました。
釣りは「場所がほぼすべて」ということを!(メチャクチャ反論がありそう)
海、川、池、エサ釣り、ルアー釣り、すべて枝葉は違っても幹は同じ。魚の口に釣りバリを刺す釣りはすべて同じ考え方で通用するということを。
「ほぼ」と書いたのは、何が気に入らないのか魚探反応モリモリでここしかない! と思う場所なのに、まったく釣れないことも確かにあるからです。 以前はそういうときにもいろいろ工夫していましたが、今は自分から魚の都合に合わせにはいきません。魚がいる場所にフネを持っていき、仕掛けを入れてハリスがなじんだらすぐにアタリが出るような釣りを目指しています。気に入らなけば食ってくれなくて結構!ぐらいの考えです。
ドラグ機能すらない私のOLDリール(ダイワ製)。最近の釣り道具は細分化されすぎ傾向で、どんどん価格が上がっている気がするので、昔のようなシンプルで安価な釣り道具がもっと出ないかなと期待しています
あるお正月の朝。田曽岬(三重県)沖から見た日の出です
ほかにも、魚種を限らず、どうやったら大きな魚が釣れるのか?など思索を重ね楽しんでいるうちに、あっという間に還暦を過ぎ、このところ自分でサオを出して釣りをするのが面倒になってきました。
そして何より、自分で釣るより釣ってもらうことのほうが難しくそして面白いと気付いてしまったのです。
なので今ではもっぱら船頭に徹し、友人の釣りを見て笑っていることのほうが多くなりました。自分で釣るより友人が釣ったときのほうが喜びも大きく、片付けもフネを水で流すだけ。本当にいいことに気が付いたと思っています。持ち帰りの魚がないときの帰路は気楽なものです。
2024年の釣り納めは12月30日。ベタ凪に恵まれ、いつもの友人2人と出船
もちろんときどきは釣り場の状況確認と今夜のおかず釣りをかねて1人で出船することもありますが、イメージ通りにアタリが出れば、2~3尾釣ってすぐに帰港です
(まとめ=BoatCLUB編集部)
※本記事は、読者の皆さまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」の過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲しています。
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