約3年間楽しんできたボート釣りライフの第一章、完結!

2023.12.27

読者の皆さまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」。

「舵オンライン」では、過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲していきます。


『BoatCLUB』読者投稿/#32
石崎康彦 さん

●BOAT:〈CHERRY BLOSSOM〉(ヤマハSRV20)
●FIELD:東京湾ほか
●TARGET:シーバスなど


 

(トップ画像説明)
20年以上前のボートですが、安定性は抜群。穏やかな海では快適に走り、最高速は29ノット。その反面、波が船底の波当たりは強かったです。ただ、釣りのときは操船席後方に立てるので、不安を感じることはありませんでした

 

2023年5月、愛艇を手放しました。購入したのは2020年の春だったので、およそ3年間ということになりますが、このタイミングで自分のボートライフを振り返ってみようかなと思い、筆をとりました。 

子どものころから釣りは好きで、大人になってからは陸からねらうシーバス(スズキ)がメイン。

釣りのほかにオートバイでのツーリングも好きで、8年ほど前から沖縄に通い始めました。ツーリングを一通り楽しんだあと、やはり海が気になってきて、2018年ごろからチャーター船での釣りも楽しむようになり、ボート免許も沖縄で取得しました。

その後コロナ禍が来て、ボートショーは中止、旅行も難しい。レンタルボートの予約もだんだん取りづらくなり。
そんなそんなある日、なんとなくネットで中古艇を見ていたところ、よさげな1艇を発見。それが初めてのマイボートとなりました。

購入後最初の出航は、千葉県木更津市のセントラル(販売店)から埼玉県の大場川マリーナ(ホームポート)までの回航でした。セントラルの担当者に同乗してもらいながら、東京湾~荒川~中川~大場川へ航走したのですが、正直、曳き波が及ぼす影響すらわかっていないような状態で、何もかもに驚いたのを覚えています。 

 

(左)このフネは比較的小さな川も入っていけますし、喫水も1メートル程度なので、浅瀬や干潮時もGPS魚探の水深をチェックする程度で特に気を使うことはありませんでした
(右)自分の腕を信用していないので、メンテナンスはすべてプロにお任せしていました。おかげさまで大きなトラブルもなく楽しませていただき、感謝しております

 

月に1~2回のペースで東京湾は羽田空港沖や川崎周辺などのポイントを中心にシーバス釣りを楽しみました。一番大きかったシーバスは、2022年12月に釣り上げた、〝おまけランカーサイズ〟の79センチ。その後ほどなくして、フネを手放すことを決めましたから、ある意味これが一つの区切りだったようにも思います。

 

フネを持ったからこそ知ったことやわかったことが本当に多かったです。

海上で風に吹かれ、自分のボートはまるで葉っぱのようだと実感したことや、釣行に出る朝に毎回、「怖い」と「出たい」が半々で戦っていたこと。自由に好きなポイントへ行き釣りをする楽しさや、陸からとはまったく違う景色に感動したことなどなど、枚挙にいとまがありません。

そして、無事に買い手がついてみると、「やっぱりフネ、欲しいな」なんて思ってしまっていますので、またいつか、ボートを買う日が来るのかもしれません。ですがしばらくはマイボートとは違うところで、フネの釣りを楽しんでみたいと思います。

 

最近では沖縄県・糸満で30フィートのボートをチャーターしての釣りにもハマっています。若くとても勉強熱心で信頼できる船長です(右)。泳がせ釣りでキツネフエフキを釣ったり(左)、大型ルアーでGTフィッシングにチャレンジしています

 

(まとめ=BoatCLUB編集部)

※本記事は、『BoatCLUB』2023年9月号に掲載された記事を一部抜粋したものです。最新刊およびバックナンバーもぜひご覧ください。

 

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