アジアのスポーツの祭典が、32年ぶりに日本に帰ってきた。

第20回 アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)・セーリング競技(以下、アジア大会)が、2026年9月26日から開催されている。会場となっているのは、愛知県蒲郡市の豊田自動織機 海陽ヨットハーバー。シニアとユース、計14種目で盛大に行われている本大会が、本日5日目を迎えた。

会場には非常に多くのスタッフが入っており、スムーズな大会運営と安全確保が徹底されている印象。4年に1度の国際大会ならではの、大規模な盛り上がりを見せている。

10月3日(土)まで続く本大会。現在日程的には前半戦を終えたが、風待ちや雨の時間が長く、どのクラスも予定レース数をこなせていない状況。大会開始前の予定では、本日すでに6~10レース(種目ごとに異なる)が成立予定だったが、大会5日目となる本日終了時点で各種目3~5レースのみしか実施できておらず、男子を除くiQフォイル級は、いまだ1レースも消化できていない(iQフォイルはもともと29日から実施の予定だった)。故にどの種目も点差が近く、勝負の行方は後半戦まで分からない展開となっている。

4レースを終え、暫定首位に立った舩澤夏美/舩澤夏子(鳥取県セーリング連盟・米子東高校)。得点は2位とタイ、3位とは1点差。緊張感のある戦いが続く
参加艇数13艇。ILCA7級の18艇に次いで2番目に参加艇数の多いILCA6級のスタートシーン。日本の冨部柚三子は現在5位につけている。
アメリカズカップに挑戦したニッポンチャレンジにゆかりのある〈ニッポンチャレンジ号〉(スワン60)。今大会のVIP観覧艇として使用されている。乗艇のご予約は下記リンクから

セーリング競技の観客用乗船場および乗船時間について
https://www.aichi-nagoya2026.org/ja/news-2069/

チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2620090&rlsCd=001

今大会の実施種目および日本代表選手、そして本日(大会5日目)時点での成績は以下の通り。

アジア大会日本代表 暫定成績(9/30終了時点)

●シニア種目

・470級
磯崎哲也/関 友里恵/いそざき・てつや/せき・ゆりえ(JPN22Racing)
1位(参加9艇)

・49er級
嶋倉照晃/上園田心太浪/しまくら・てるあき/かみそのだ・しんたろう(ナブテスコ/メークス)
6位(参加6艇)

・49erFX級
田中美紗樹/永松瀬羅/たなか・みさき/ながまつ・せら(豊田自動織機)
2位(参加4艇)

・ILCA7級
黒田浩渡/くろだ・はると(ナブテスコ)
6位(参加18艇)

・ILCA6級
冨部柚三子/とんべ・ゆみこ(東京都セーリング連盟)
5位(参加13艇)

・男子iQフォイル級
池田健星/いけだ・けんせい(トヨタ自動車東日本)
3位(参加6艇)

・女子iQフォイル級
新嶋莉奈/にいじま・りな(エリエール)
レース未成立

●ユース種目

・420級
角森未岬/實松莉歩/つのもり・みさき/さねまつ・りほ(霞ヶ浦高校)
1位(参加6艇)

・男子29er級
後藤晴人/長堀 滉/ごとう・はると/ながほり・こう(中央区ユース)
4位(参加6艇)

・女子29er級
舩澤夏美/舩澤夏子/ふなざわ・なつみ/ふなざわ・なつこ(鳥取県セーリング連盟/米子東高校)
1位(参加4艇)

・男子ILCA4級
森 郁都/もり・いくと(関東学院六浦高校)
2位(参加11艇)

・女子ILCA4級
飯島來海/いいじま・くるみ(N高校)
3位(参加9艇)

・男子iQフォイル級
小園正虎/こぞの・まさと(カノアスポーツ)
レース未成立

・女子iQフォイル級
大島朱莉/おおしま・あかり(立命館守山高校)
レース未成立

全リザルトはこちらから


明日は早速49er級、49erFX級が最終日となる予定。最後まで目が離せない展開となっている本大会、引き続き計20人の日本代表選手を応援しよう!

アジア大会の記事はKazi2026年12月号に掲載予定です。

続いてフォトギャラリーをアップ予定。お楽しみに!

(文=有賀航平/Kazi編集部 写真=舵社)