ヤマハ発動機株式会社は、スポーツボートの2024年モデルとして計4モデルを、2024年4月から順次発売する。

2024年のスポーツボートのラインアップは、ラグジュアリーなフラッグシップ「275SD」、ウェイクスポーツに特化した「255XD」および「252XE」、コンパクトな艇体ながら優れた走行性能と居住性能を併せ持つ「AR195」の4モデル。

このうち「255XD」は、ステアリングから手を離さず、スイッチ操作で横移動やドックモード（着岸）などの操作が可能なパドルコントロールシステム「DRiVE X（ドライブエックス）」を新たに採用した。このほか、取り外しも可能なソフトバッグタイプのバラストタンク（喫水を調整するためのタンク）を採用するなど、操縦性、機能性の向上を図っている。

また、「252XE」は新開発のHOエンジンを搭載し、加速性能と最高速が向上した。

スポーツボートシリーズのフラッグシップとなる「275SD」

【スポーツボート2024年ラインアップの主な特徴】

●革新的な操縦性/操作性「DRiVE X」の採用（275SD/ 255XD）
「DRiVE X」はステアリングホイール上にあるスイッチ類を使うことにより、ステアリングホイールから手を離さずに横移動やその場での旋回（回頭）、艇体を桟橋に押しつけて横付けをキープできるドックホールドなど、離着岸や狭い水路などでの操縦性を飛躍的に高めている。
フラッグシップ「275SD」のほか、2024年ラインアップでは、新たに「255XD」に搭載。

●エンジン情報や走行情報、各種操船コントロールを集中管理するコネクスト・マルチファンクションディスプレイ （全モデル）
 カラー液晶「コネクスト・マルチファンクションディスプレイ」を採用。エンジン情報や走行情報、各種操船コントロールを集中管理が可能。また、安定した低速走行を可能にする「スラスト・ディレクショナル・エンハンサー（T.D.E.機構）」、港内など必要に応じて安定した微速航行を可能にする「ノーウェイクモード」、長時間のクルーズ時に一定のエンジン回転数を保持する「クルーズアシストシステム」などを採用した。

●ウェイクスポーツに特化した「255XD」「252XE」
大容量のバラストタンクを採用し、ウェイクスポーツに最適な引き波を作ることができるウェイク専用モデルをラインアップ。「255XD」では、新たにソフトバッグタイプのバラストタンクを採用。取り外しが可能で、洗浄を容易にし、バラスト不使用時はタンクを取り外したスペースを効果的に使用することができる。

255XD/XEはウェイクスポーツに特化したモデルだ

DRiVE Xの紹介動画はコチラ↑

（問い合わせ）
ヤマハ発動機 カスタマーコミュニケーションセンター
TEL: 0120-090-819（フリーダイヤル）
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/

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