【Sea"Trip"Style】#2 銚子沖/ SLJ & タイラバに挑戦!

2021.01.31

釣りガール・晴山由梨ちゃんが、ヤマハマリンクラブ・シースタイルの各地のホームマリーナを訪れ、その海域でレンタルボート遊びを満喫する、月刊『ボート倶楽部』の連載「Sea"Trip"Style」。
過去に訪れたホームマリーナの魅力を、誌面では紹介しきれなかったオフショットとともに、あらためてご紹介したい。


今回は、2020年12月号で訪れた、銚子マリーナ(千葉県)での遊び方。
まずは、紹介動画をご覧あれ!

※本記事の取材は2020年10月に実施したものです

 

銚子半島の南側に位置する銚子マリーナは、外洋に面しており、出港すればそこはもう太平洋!
港から少し走ると洋上風力発電所である大きな風車が海上にそびえ立ち、珍しい光景が見られるし、ボートフィッシングでは、さまざまな魚種が一年中ねらえるため、シースタイル利用者も多いという。そして、その目的のほとんどは釣り。
航行区域内ではシロギスやアジ、マダイ、根魚、青もの、ヒラメなど年間を通してさまざまな魚種がねらえるのだ。

 

銚子マリーナ
関東地方最東端にあるマリーナ。首都圏からのアクセスもいいため、シースタイル利用者も都内や神奈川県などの他県の方が多い
〒288-0025
千葉県銚子市潮見町15
TEL:0479-25-7720
定休日:火曜日
営業時間:8:30~17:30(4~10月の平日、土日祝は~18:00)、9:00~17:00(11~3月)
http://www.choshimarina.co.jp/

 

クラブハウス内では、さまざまな種類のロープを販売している

 

今回、由梨ちゃんが楽しんだのは、釣りで、SLJ(スーパーライトジギング)とタイラバを堪能。ヤマハYFR-24に乗って魚影の濃い海へ!

 

マリーナ沖には、洋上風力発電所である大きな風車が! こんな景色がレンタルボートで見られるなんてステキ。風車の下は魚礁になっているようで、「もし釣れなかったら、この周りでもやってみましょう」と話していたのでした

 

最初はマリーナから約20分の水深15メートルライン。まずはマダイねらいでタイラバを落とす。しかし、まったくアタリはなし。

 

まずはベイトタックルでタイラバを落とす。マダイが釣れたらい~な~♪

 

穏やかな海に心地いい気温、ついウトウト……しそうになったその時、ふと目に入ってきた海面のざわつき。
眠くて見間違い? と思うと、また少し先の水面にナブラとはいかないまでも、明らかに魚のいる気配。
「もしかしたら青もの!?」と思った由梨ちゃんは、すかさずSLJ用のスピニングタックルに持ち替え、ダイワTGベイト30グラムの赤金カラーをキャスト!

 

穏やかな水面に時折現れるざわつきを見逃さず、すぐにキャスト! その判断力はさすが!!

 

すると、何投目かのキャストでズドン! と強烈なヒット!!
その瞬間、一気に魚が走り、ドラグ音が響き渡る!

 

めちゃくちゃ引いてくる魚を、必至にいなす由梨ちゃん。ボートだと、こういうとき時間かかっても、あまり気にならないからいい、と再認識したそう

 

船尾右舷側で釣りをしていたところ、魚が反対舷へ走ったため左舷船尾へ移動! 広いスペースと高いレールで移動も安心

 

首を振ったようにすごく暴れるかと思ったら走り……という長いやり取りの末に、やっとネットイン。

 

最後にまたひと暴れして、その後、ようやくネットイン!

 

クタクタに疲れつつも、うれしさにひときわ晴れ晴れとした笑顔に。
それもそのはず!
正体は良型のサワラ~!!

 

「重い~!」と言いながらも、笑顔が止まらない! こんなサワラゲットしたら、そりゃそうだ~

 

その後、イナダ(ブリの若魚)も追加してSLJを満喫♪

 

青ものらしい元気なヒキを楽しむ余裕もありつつイナダをゲット

 

すぐあとには、タイラバを楽しんでいたナビゲーターの宮内さんにもヒット!

 

その後、タイラバに変更した由梨ちゃん。またもや、すぐにヒット!
釣れたのはチャリコ(マダイの幼魚)。
小さいとはいえ本命のマダイ!!
絶好調の由梨ちゃんです♪

 

SLJが赤金カラーでヒットしたため、同じ赤金カラーを選んだタイラバには本命がヒット。小さいので元気なうちにリリースした

 

ここで釣りは終了!
4時間程度の釣行で、魚影の濃さをたっぷりと感じることができた。

 

帰り道に、マリーナすぐの名勝地、屏風ヶ浦を海から見る。ダイナミックな景色に圧倒されてからの入港となった

 

釣れる魚種や釣りポイントなどは季節によって変わるので、必ずマリーナスタッフに相談しよう。

 

『ボート倶楽部』2020年12月号には、マリーナの周辺情報も掲載。ボート遊びの帰りに立ち寄れる食事処や観光スポット、お土産などが紹介されている

 

(文=BoatCLUB編集部/茂木春菜 写真=舵社/山岸重彦)

 

※本記事は『ボート倶楽部』2020年12月号より抜粋。バックナンバー電子版最新刊も、ぜひご覧ください。


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