9月28日より滋賀県大津市の柳が崎ヨットハーバーにて行われている、わたSHIGA輝く国スポ「国民スポーツ大会 セーリング競技会」が、いよいよ最終日を迎えた。
成年種目は前日までに決着がついており、この日実施されたのは少年種目の4種目のみ。
これまで朝から風が吹かずレース予定が幾度となく遅延してきた今大会だが、最終日にして初めて朝から6〜8ノットの風が吹き、定刻通りのレーススタートとなった。
朝に残っていた南西の風で男子、女子420級はそれぞれ1レース、男子、女子ILCA6級はそれぞれ2レースを実施。これで少年種目もついに勝敗が決し、全国から集まったセーラーたちの熱きスポーツの祭典は幕を閉じた。
陸への帰着後は選手とサポートチーム、そして大会運営スタッフが一丸となり、テキパキと艇の搬出作業が行われる様子が散見された。バースに所狭しと置かれていた艇はすぐに消え、柳が崎ヨットハーバーには穏やかな湖面と傾きかけた夕日だけが残った。4日間のタフなレガッタを戦い抜いた全国の屈強なセーラーとそのチームメンバーたちは、来年青森県の大平マリーナにて開催される同大会での再会を誓い合い、それぞれの水域へと戻っていったのだった。
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わたSHIGA輝く国スポ「国民スポーツ大会 セーリング競技」の記事はKazi2025年12月号(11月5日発売)に掲載予定。バックナンバーもぜひ。
(文・写真=有賀航平/Kazi編集部)