テントだけじゃない、スーリーのルーフトップテント

2021.08.21

コロナ禍でも好調なアウトドア業界。特にキャンプ人気はここしばらく続く予想となっていて、関連ギアの新商品も次々と発表されている。
そんななか、ルーフキャリアやルーフボックスのメーカーとしてカヤッカーにはお馴じみの世界的企業、THULE(スーリー)からルーフトップテントの新商品「Thule Tepui Foothill(スーリー・テプイ フィットヒル)」が、来る9月に発売される。

 

(文=CANOE WORLD編集部/星野 淳 写真提供=阿部商会)

 


このスーリー・テプイ フィットヒル、大人2人が就寝可能でありながら、自転車やルーフボックス搭載に必要な貴重なスペースを確保できるのがポイント。
テントは収納時はキャリア内に収まっていて、展開するとベース部分(床部分)の半分近くがキャリアの外側に出て広い居住空間を確保。キャリアから飛び出したベース部分は、はしごでしっかり支えられる構造になっていて、最大荷重(静過重)は181キロを誇る。
また、低く左右対称のテントのデザインは、車両のどちら側にも積載可能。オフシーズンには取り外すことも容易になっている。

 

取り付けに関しては、スーリーのルーフキャリアを装着し、かつ屋根の耐荷重が75キロ以上のクルマに限られる。実際のところ、海外のごく一部の大型SUVを除いて耐荷重が75キロ以上あるクルマは多くない。なので、余ったスペースにはやはり自転車や、ルーフボックスを積むのが現実的なようだ(シーカヤックやカナディアンカヌーなどの積載は、実際はキビシイ)。
だだ、カヤックやカヌーはファルトボートやインフレータブル、分割式など、さまざまなタイプがある。それらに乗っているパドラーにとって、車中泊のように車内のカスタムを必要としない“車上泊”というのは、魅力的。高い視点のルーフトップテントから見る景色は、やはり格別だ。

思い立ったらクルマですぐに出発、眠くなったら屋根の上のテントをパッっと展開して潜り込む。スーリー・テプイ フィットヒルは、そんな自由な旅がよく似合う。

 

■Thule Tepui Foothill(スーリー・テプイ フィットヒル)
・収容人数:2名
・寸法(使用時):213×119×102cm
・寸法(収納時):211×61×24cm
・室内面積/室内高:211×119cm/97cm
・製品重量:49kg
・最大荷重(静荷重):181kg
・バー取付前後幅 最低値:61cm
・価格:374,000円(税込)
※取り付けなどの詳細は「THULE|スーリー輸入代理店阿部商会公式サイト」をご確認してください。

 

(問い合わせ)
阿部商会
https://abeshokai.jp/
※商品に関する問い合わせは担当営業所まで。

 


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