全日本470級ヨット選手権大会開催|磯崎哲也/関 友里恵が日本470級界の頂点に!

2025.09.08

9月3日(水)〜7日(日)、日本の470級セーラーの頂上決戦「ピアソンマリン 全日本470級ヨット選手権大会 2025」が、江の島ヨットハーバーにて行われた。腕自慢の470級セーラーが日本全国から集結したほか、海外からもオーストラリア艇3艇とマレーシア艇が1艇の計4艇が参加。合計94艇が非常にハイレベルなレースを繰り広げた。

初日は沈艇続出の強風、2日目は微風、3日目は台風と、前半3日間はあまり心地よい風には恵まれず、ここまでを3レースのみしか消化できずに終える。これにより点数差もあまりつかず、勝負は土日の4日目、5日目へ。軽風から始まり最後は10ノットほどまで吹いた4日目に3レースを実施できたことで、ようやく予選レースの計6レースが終了。レース数が足りず、最終日は決勝レースの3レースのみで終え、メダルレースは行うことができずに大会は幕を閉じた。

5日間の長いレガッタを制し、栄えある優勝を勝ち取ったのは磯崎哲也/関 友里恵(JPN22レーシング)ペア。ロス五輪(2028年)を目指して活動中で、この大会を以前より重要視していた二人が、見事国内の470級セーラーの頂点に値するタイトルを勝ち取った。

セーリング種目内でも世界に誇るレベルを誇り、これまでも世界で活躍する選手を数多く輩出してきた日本の470級の頂上決戦の様子を、KAZIオンラインがお届けいたします!

 

 

ピアソンマリン 全日本470級ヨット選手権大会 2025
●上位成績(参加95艇)

※カッコ内はカットレース

1位 磯崎哲也/関 友里恵(JPN22レーシング)
1-(BFD)-2-1-3-1-2-1-1
2位 吉田 愛/吉田雄悟(ピアソンマリンジャパン)
4-1-(BFD)-1-16-1-1-2-4
3位 池田海人/末吉 源(日本大学)
1-2-4-4-1-4-13-(21)-8
4位 大石駿水/福田桃奈(滋賀セーリングチーム)
2-3-5-11-1-3-(15)-6-7
5位 神木 聖(かみのき しょう)/疋田大晟(ひきだ たいせい)(YSCS)
8-5-7-6-2-5-6-(9)-5

※公式リザルトはコチラ

(文・写真=有賀航平/Kazi編集部)

 



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