ひらつかタマ三郎漁港フィッシャリーナ

関東の可搬艇乗りの間では有名な出艇場所・ひらつかタマ三郎漁港フィッシャリーナ。連載の初回でも訪れたのだが、今回はアマダイとシロギスをねらってみることにした。

ひらつかタマ三郎漁港フィッシャリーナへは駐車場に入って、ポールを下ろして車を出し、その後ポールを上げて(元に戻して)漁港へと向かいます(詳しくはコチラ)。帰りはその逆を通って、駐車料金を支払って出る必要がある。

準備スペース、駐車スペースとあるので、わからない場合は、管理事務所で聞くようにしよう。間違っても駐車スペース以外に車を止めて出艇しないように。

ボートの準備は準備スペースで、その後、基本的には浮桟橋へ掛けられたスロープを使って、浮桟橋へと入りボートを下ろす。係留する際は、そのスロープから離れたところで、他艇の邪魔にならない場所で行うなど、利用者同士でマナーとルールを守って使用している。

ボートの準備ができたら(もしくは準備の前に)、管理事務所にて出艇手続きをしてから出艇し、時間内に出庫できるよう間に合う時間までに帰着し、片付けて出ていくようにする。

必要事項を記入のうえ、利用料を支払ってから出艇する
ひらつかタマ三郎漁港フィッシャリーナ

ルールとマナーを守って使用しよう。わからないことは管理事務所で聞けばいい。

●利用時間:7:00~17:00(4~9月)、7:30~17:00(10~3月)
●利用料:全長1メートルにつき100円+桟橋使用料(2時間まで500円)
●施設:少し遠いがきれいなトイレとボートを洗う水が使える

出艇準備は岸壁に車を乗り入れて準備しても構わないが、準備が完了したら、駐車スペースへと車を移動させてから出艇する

相模湾の、相模湾の葉山町地先から湯河原町地先では「遊漁に関する申し合わせ事頂」の中で、9月から12月までのシロギスの禁漁期間を設けている。シロギスを釣っていいのは1月1日~8月31日までなので、注意しよう。

アマダイ釣りからスタート!

さて、早速出艇し、先にアマダイポイントへ。相模川河口沖の水深50~80メートルのカケアガリポイントなのだが、魚探を新しくしたことで実績ポイントの詳細が不明で、新たに見つけなければ。最初は水深60メートルから始めてみる

最初の魚は定番ゲストのタマガンゾウビラメ。これが釣れるときは魚も食い気があるはずで、アマダイも口を使うのではないかと期待
M嬢に小さいながらもキダイの一荷が
強烈なヒキの魚が掛かったが、途中でバレてしまった
根掛かりかと思い、それが外れたと思ったら、ウミヘビが掛かっていた
カサゴの仲間かと思ったら、カスミサクラダイという魚が釣れた
底で誘い上げ、誘い下げをしたサオ先がフワリと持ち上がったので、アワセを入れると、かなり強いヒキがきた。スローで巻き上げてくるが、ヒキが緩まることがない。ようやくテンビンが上がったので、ハリスを手繰ると掛かっていたのは40センチくらいありそうなサバだった。タモですくい上げると、丸々太ったゴマサバだ
アマダイ釣りの定番ゲスト、アカボラ(ヒメコダイ)も掛かった。身は白身でとても甘く、刺身でも天ぷらにしてもとてもおいしい魚である
潮が止まって風が南風に変わった。海は二枚潮となり釣りがしにくくなった。同時にアタリも遠のく。そんななか、M嬢が根掛かりをして外れないので、ボートのモールドにラインを巻き付けてエンジンで引っ張ったら、ウミヘビが上がってきた。ぐるぐるに巻き付いてしまい、仕掛けを切ってリリースした

アマダイ釣りを切り上げ、シロギス釣りへ

仕掛けのロストが釣りの終わりと、アマダイ釣りをやめて、シロギス釣りに向かうことにした。今度は塚沖総合実験タワー(通称:観測塔)の西側へ。まずは水深18メートルくらいから流し始める

1投目でシロギスを釣り上げたM嬢
その後も、順調にシロギスを釣り上げていく
やっと小生にも本命のシロギスが釣れて、これにて沖上がりとなった

(まとめ・写真=M嬢/BoatCLUB編集部)

丸山 剛(まるやま・つよし)

1962年生まれ、神奈川県在住。海、山、川、湖とフィールドを選ばず全国を飛び回るプロのアウトドアカメラマン。可搬型のボートを各種乗り継ぎ、現在は2馬力ボートに落ち着いた。

※本記事は『BoatCLUB』2025年7月号より抜粋。誌面では、筆者の視点により、より詳しい仕掛け、ポイント、釣り方などの解説、そして注目アイテムや簡単な調理法まで掲載しているので、気になる人は、バックナンバーや電子版、最新刊も、ぜひご覧ください。