2024年12月26日、2024年ロレックス・シドニー ホバート・ヨットレースがスタートしました!
1945年に創設されたこの記念すべきイベントは、今年で79回目。18~24ノットの北東風のなか104艇のフリートが大接戦を繰り広げています。
大会公式コメント
「13:00のスタート直後、最初にシドニーヘッズを出てオープンウォーターに入ったのは、100フィート(30.48m)マキシの2艇。〈Law Connect〉は2023年のファーストホーム艇で、マスターロック・コマンチは現在のレース記録保持者。マスターロック・コマンチのクルーは、昨年51秒差で優勝を逃した雪辱を晴らそうと意気込んでいる。今朝の最終天候ブリーフィングを受け、レース記録の1日9時間15分を上回るという楽観的な見方は少し弱まった。
現地時間18:00までに、マスターロック・コマンチはローコネクトに9海里のリードを築き、ニューサウスウェールズ沿岸を疾走。最初の24時間は、強風と雷雨に見舞われる可能性があるが、速い艇速が約束されている。2度の優勝を誇るディフェンディング・チャンピオンの〈アライブ〉は、16:00過ぎに最初のリタイアが確定した。
このレースで最も切望されている賞品は、修正タイムによる総合優勝者に贈られる有名なタッターソール・カップである。今年のフリートには6艇の優勝経験者と23艇のダブルハンド艇が参加。海外からは6艇がオーストラリアまで遠征し、スタートラインに立った。2016年のニュージーランドの〈ジャコモ〉は、ロレックス・シドニー・ホバートで優勝した最後の非オーストラリアからの参加者である。コリンシアン艇団が大半を占めるこのレースには、3度の優勝を誇る〈ラブ&ウォー〉のような伝説的な艇も数多く含まれている。9.3mの〈キスメット〉はフリートで最も小さく、1904年に進水した〈マリチモ・カトウィンチャー〉に次いで2番目に古い」
日本からは守屋有紗さんも参加しています!
ぜひ応援しましょう!
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スタートの動画はコチラ
(文・写真=中村剛司/Kazi編集部 写真=ROLEX SYDNEY HOBART YACHT RACE 2024-2025)