第19回ノルウェーフレンドシップヨットレース/1日目速報

2022.04.23

江の島ヨットクラブとノルウェー王国との関係はとても深い。

1964年に開催された東京オリンピックのセーリング競技での、ある出来事。5.5メートルクラスにノルウェー王国代表として参加したハーラル皇太子殿下(当時27歳)が、レースを観戦されていた日本の皇太子殿下と妃殿下(現上皇陛下と上皇后陛下)と友情をはぐくまれたことをきっかけとして、その後、開催されるようになったノルウェーフレンドシップヨットレース。

第19回大会は、4月23日(土)、24日(日)の2日間、江の島ヨットハーバー沖で開催される。その1日目、クルーザークラス、OPクラスのレースの模様を速報で紹介。

午前中は微風により回答旗があがり、各クラスは待機。徐々に入ったわずかな風を運営チームはみごとにとらえ、なんとか第1レースを開始。クルーザークラスは2レース、OPクラスはAクラスが2レース、Bクラスが3レースを消化。苦しいコンディションのなか、すばらしいレースを行った。

また、今回のイベントはレースだけに留まらず、ノルウェー本国と中継して行われたシンポジウム「持続可能な海洋経済へのインスピレーション」、シンポジウム・海洋フォーラム「海洋分野における日・ノルウェー連携―その拡大と深化を振り返って―」、地引網体験&江の島ビーチクリーニング、両国セーラーで行われるeSailing大会などなど、多彩な仕掛けが準備されている。 

 

(写真・文=Kazi編集部/中村剛司 写真=佐久間尚美)

 

photo by Tsuyoshi Nakamura (Kazi)

 

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photo by Naomi Sakuma (EYC)

 

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