弊社発行の月刊誌やムックの取材では、そのときのテーマとは直接関係ない雑多な情報も、いろいろ見聞きしたりします。
今回は、先日、月刊『ボート倶楽部』10月号の取材で富山に行った際に立ち寄った、「米久」が誇る極上の「鱒の寿し」をご紹介します!
(文・写真=『ボート倶楽部』編集部/星野 淳、写真提供=米久)

今回、取材に伺った先は、富山県にある近畿大学水産研究所富山実験場。察しのいい方はもうピンときましたか? そう、高級魚・ノドグロの完全養殖に成功したのが、この近大・富山実験場なんですね。
ノドグロって刺身も煮付けもおいしいですよねー、大好きです!
現地取材したその内容は、9月5日発売『ボート倶楽部』10月号(毎年恒例の「ボートフィッシングSPECIAL」号)に詳しく掲載しますので乞うご期待!
さてさて、ここからは取材後に立ち寄った「米久」の逸品、「鱒の寿し」のお話。

鱒寿司は、もともと富山県名物の一つ。これは、江戸時代に富山藩士が、富山県を代表する一級河川・神通川(じんつううがわ)をのぼってきたサクラマス使って押し寿司を作り、徳川吉宗将軍に献上したところ、大絶賛されて名物になったそう。
その後、明治〜大正時代に富山駅で「駅弁」として売り出したことで全国的に大ブレイク! それ以来、富山といえばコレ! という絶対的エースの名物となって、現在に至ります。


そんな鱒寿司の中において、地元の人も絶賛するのがこの「米久」の「鱒の寿し」。その味は、何度か食したことのある弊社の編集長やカメラマンも、お世辞抜きで「ほかの鱒寿司とは全然違ってメチャおいしい!」というお墨付き。これは行くしかありませんよね。
幸い、件の「米久」は、近大の水産研究所富山実験場からクルマで10分ほど。取材が終わってからもちろん立ち寄りました。


仕事柄、お店の人にいろいろ聞いたところ、鱒に包丁を入れるところから始まり、骨を抜く→笹を敷く→酢飯を盛るといった工程はすべて手作業。
昨今は、大規模な工場で機械化・ライン化を進めて大量生産をするところも少なくないようですが、「米久」では一つ一つ職人の手でていねいに造っているそうです。
そして、買って帰る際、「本日食べますか、翌日食べますか」と聞かれます。これは、それに合わせて“押し”の時間を調整して提供しているからなんです。
うーむ、味へのこだわり、半端ないです。


このときは、当日にクルマで東京に帰るという強行スケジュールの取材でしたから、食したのは翌日。しかし、その旨を伝えていましたから、鱒の身はジューシーで酢飯の硬さも絶妙。
これまで味わったことのある鱒寿司とは別物で、本当においしかったです。
ホント、おすすめ!
ということで、今回、「取材余滴」と称してご紹介させていただいた富山は「米久」の「鱒の寿し」。機会があればぜひ食べてみてください。
残念ながら富山のお店以外に直営店舗や常設店舗はありませんが、通販(お取り寄せ)での購入は可能となっています。
消費期限は、到着日から1日半(製造日から2日半)。昼12:00以降の注文については、翌日発送となるそうです(北海道、青森、九州地方、沖縄、離島への発送はしていません)。

最後に。
箱の裏に記載されていますが、鱒寿司には、蓋を開けた際に鱒が上になるタイプと、下になるタイプがあるそうで、「米久」のそれは鱒が下になるスタイル。
なので、開封時は逆さまにし、蓋をそのまま、まな板代わりにして切り分けて食すのが正解です(そこつ者の私は逆さまにしないで笹を剥いたので、ご飯が上になってしまいました!)


■米久
富山県富山市下新本町5-14
営業時間:7:00~18:00
定休日:不定休
TEL:076-411-6133



















