矢口あやはさんと航く、奄美大島泊地紹介(1) 古仁屋編

2021.05.27

海ガールの矢口あやはさんと航(ゆ)く、憧れの南洋、奄美大島の泊地情報を短期集中連載でお送りします♪

第1回は、奄美大島本島南岸の古仁屋(こにや)港。地元セーラー、〈Qni〉(岡崎 FB III)の岡本 久オーナーと、奄美大島を巡りましょう♪

 

古仁屋港は、奄美大島の南に位置する加計呂麻島(かけろまじま)への玄関口としても知られる良港で、多くの長距離セーラーが立ち寄る泊地です。「せとうち海の駅」にも認定された港で、全長80mの頑強な桟橋があります。ヨット乗りにはうれしい、ウッドデッキも◎。40ft艇なら3艇まで係留オッケー。

泊地近隣の瀬戸内町は、スーパーや居酒屋、酒類販売店も充実。補給も癒やしも腹ごしらえも、存分に楽しめちゃいます。

そんなステキな古仁屋港と、古仁屋近隣の奄美大島南岸の泊地、油井(ゆい)と阿鉄(あてつ)も紹介します。

 

 

奄美大島とその南岸に位置する加計呂麻島。宝石のような島々に囲まれた美しき、憧れのセーリングゲレンデです 

 

 

〈Qni〉(岡崎 FB III)の岡本 久オーナー(右)にごあいさつするあやはさん(左)。奄美大島クルーズ、お世話になります!

 

 

せとうち海の駅

こちらが、せとうち海の駅の桟橋。奄美大島唯一の海の駅は、南岸の古仁屋港にあり。公園に隣接したきれいなボードウオークが◎。桟橋は全長約80mで、40ftなら3艇係留可。係留料は無料、水道使用料1日500円。長期係留は禁止なのでご注意を。利用時は事前連絡のこと。

TEL: 0997-72-4626

 

 

古仁屋港、せとうち海の駅周辺は、楽しいスポットがいっぱい! 入港に際しては、コーラル橋側は河口堆積泥がある可能性があるので注意。基本的に出入港が難しい港ではないが、桟橋前での回転はしないほうが無難 

©(一財)日本水路協会承認 第20190107号(航海用電子参考図ニューペック)

 

 

せとうち海の駅の受付がある建屋。土産物屋や、海鮮を楽しめるレストランもあり! 海の駅の受付は2階の奥です 

 

 

2階奥のせとうち海の駅受付で、係留手続きを行う矢口あやはさん(右)。基本的に係留は無料だが、常識の範囲内での使用が望まれます。数日を超えるような長期の係留はマナー違反です! 

 

 

せとうち海の駅の前にある海水の池。カラフルな熱帯魚が泳いでる! 管理のおじさんとエサやりしました♪ 

 

 

古仁屋港はマグロ基地でもある。巨大なマグロのオブジェに飲み込まれる~(笑) 

 

 

古仁屋港と加計呂麻島へは定期便「フェリーかけろま」(1人360円)もあるが、写真の海上タクシー(1人350円)も便利 

 

 

エーコープが古仁屋港至近にあり! ここで水や食料を補給しよう。取材班はビールをしこたま補充しました! 

 

 

瀬戸内町で絶対足を運んでほしいお店、瀬戸内酒販。奄美大島でしか蒸留が認められていない黒糖焼酎の販売&ミュージアムです。奄美大島中の黒糖焼酎がそろう! 黒糖焼酎コンシェルジュの義永卓也さん(左)から、たくさんの焼酎を試飲させてもらうあやはさん 

 

 

イチオシのカスクシリーズ「神喜の目醒め」。シェリー樽やウイスキー樽で熟成した黒糖焼酎のうまさたるや!

 

 

試飲を重ねた結果、あやはさんは「神喜の目醒め」のラム樽熟成を自腹購入♪ まじでうますぎる

 

 

古仁屋港にやってきた地元のセーラーと触れ合います。岡本オーナーのホーム、阿鉄(あてつ)湾に係留する、谷 龍 一郎さん(左端)とジュネさん(右端)。谷さんの愛艇〈ラフィキ〉(コロンビア36)のデッキにおじゃま。楽しい時間 

 

 

岡本オーナーの〈Qni〉(岡崎 FB III)で巡った奄美大島。次はどこの泊地へ行こうかな? 

 

 

岡本さんおすすめの泊地、油井(ゆい)の桟橋。1泊程度の係留なら無料で利用可。実は、岡本さんの自宅の目の前なのです(笑) 

 

 

こちらは岡本さんのホーム、阿鉄(あてつ)。静穏で美しき入り江です。ビジターの受け入れはないものの、年間利用可のムアリングブイもあり(有料) 

 

 

油井湾と阿鉄湾の位置関係を。古仁屋の西方、約4マイル。美しい入り江が連なります

©(一財)日本水路協会承認 第20190107号(航海用電子参考図ニューペック)

 

 

岡本オーナーの〈Qni〉で巡った奄美大島。潮流の複雑な大島海峡をドライブ。楽しい時間をありがとうございました!

 

 

油井の桟橋、〈Qni〉でナイトステイ。灯油ランタンの光に癒された、奄美大島の夜でした


 

 

レアなクルージングスポット満載の奄美大島南岸クルーズ。

拠点は古仁屋港、ちょっと立ち寄れるのは油井の桟橋。さらに南へ針路を取れば・・・幻の離島、加計呂麻島が広がります!

短期集中連載でお送りする奄美大島泊地紹介。

次回は、ついに加計呂麻島へ上陸。ヨッティーにおすすめの生間(いけんま)港を紹介します。

 

(文=Kazi編集部/中村剛司、写真=舵社/山岸重彦)

 

※月刊『Kazi』2021年3~5月号にも関連記事掲載。バックナンバーおよび電子版をぜひ 

 

 

矢口あやは

Kazi誌にて連載「矢口あやは、海ガールはじめました!」執筆中。6月14日、大阪生まれ。ライター、ときどきイラストレーター。旅行誌やカルチャー誌を中心に、グルメ、歴史、美容などのジャンルで活動。生物が好きで2014年に狩猟免許を取得。夢はヨットで世界一周。

ブログ: https://ayaha-yaguchi.amebaownd.com/

インスタグラム: https://www.instagram.com/ayaha614/

note : https://note.com/sakusaku_ok

 

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