等深線、魚礁、根がスマホに!/new pec搭載の「海釣図V」

2021.09.16

ボートに乗って海釣りを楽しむすべての人に、ぜひとも導入してもらいたいスマホアプリがある。マップル・オンの提供する「海釣図V」だ。

マップには、日本水路協会が発行している航海用電子参考図「new pec」を使用し、1/25,000の詳細マップで、最小1メートル間隔の等深線を表示可能。釣りのポイントとなる魚礁や根の位置だけでなく、釣りの安全に関わる航路や漁具、定置網、暗岩、洗岩、干出岩などの危険情報も確認できる。釣行記録(航跡)を簡単に保存・管理できたり、マリーナや海の駅といった寄港地情報が掲載されているのもうれしい。

 

釣行記録(航跡)は、簡単に記録/保存/管理が可能。等深線も細かく表示できるので、海底地形をイメージしやすい(iPhoneの画面キャプチャ。以下同)

 

釣行記録の管理も簡単。また、記録中にスマホで撮影した写真は、自動的にそのときの釣行記録の関連写真として保存されるので、当日の様子も思い出しやすい

 

GPSプロッター魚探があるから必要ない? そんなことはありません。海釣図Vを導入していれば、例えば、自宅で次の釣行エリアの地形情報をチェックすることもできるし、魚探の入れ替え時に貴重なポイント情報を喪失するリスクもない。レンタルボートを利用するときにも重宝するし、潮汐や海況もその場でパパっと調べられる。

 

マップ上に風向や風速を表示すれば、現在地や釣行予定エリアの風予報を確認しやすい

 

国内約840地点の観測データから、最寄りの潮汐情報もすぐにチェック可能

 

実際に、GPSプロッター魚探を持っていても、海釣図Vを愛用しているボーターは数多い。ベテランボートアングラーで、ダイワ・フィールドテスターの小野信昭さんも海釣図Vの愛用者の一人だ。

小野信昭さんのコメント

「マイボート以外に、レンタルボートを利用して4~5人で釣りへ出掛けることがよくあります。海上で好ポイントを発見したときは、搭載されているGPSプロッター魚群探知機にポイントを登録し、繰り返しそのポイントを攻めることで釣果アップにつなげますが、レンタルボートだと、ボートを返却するときに、そのポイントの緯度・経度をメモ書きしたり、スマホで画面を撮影したり・・・と結構大変。その情報を再利用するときも面倒だな~と感じていました。でも、『海釣図V』を使い始めてからは、レンタルボートで好ポイントを発見するたびに自身のスマホ内の海釣図Vにマイポイント登録すれば、そのまま情報を持ち帰ることができ、その情報を再利用するのも楽。私の場合にはマイボートでの釣行もあるので、事前に海釣図Vに登録したポイント情報を頼りに、ポイントへ直行するということも可能になりました。また、反対に、マイボート釣行時に発見した好ポイント情報を、GPS魚探と同時に海釣図Vにも登録しておけば、レンタルボート利用時にも活用可能となります。海釣図Vのこういった利用方法はマイボートのGPSプロッター魚探に登録済のポイント情報のバックアップ的な意味合いもあり、大変重宝しています」

 

サポートエリアは、日本全国! みなさんが普段よく釣りをするエリアでもすぐに使用可能だ。イメージが湧きやすいように、いくつかのエリアをご紹介しよう。(以下、iPadの画面キャプチャ)

 

福岡県・壱岐島南沖

 

山口県・屋代島(周防大島)南沖

 

大阪湾・友ヶ島水道(紀淡海峡)

 

伊勢湾・答志島沖

 

静岡県・沼津沖

 

ご覧の通り、かなり詳しく等深線や漁礁の位置、航路情報などが確認できる。操作はスマホでマップアプリを触るのと同じ感覚で、ピンチアウトすれば拡大され、ピンチインすれば縮小される。マップサイズに合わせて表示される情報が自動的に、あるいは任意に選択されるので、常にスッキリと表示したいエリアの情報を網羅できる。

アプリの利用料は月額500円。
ただし初回登録の場合は、30日間無料で利用可能となっている。まずは試しに使ってみて、ぜひその実力に圧倒されてみてください。

なお、航海用には、沿岸小型船舶の法定備品として認可されているスマホアプリ「new pec smart」が最適! 詳細はコチラ

 

●海釣図V
https://mapple-on.jp/products/kaichouzu-v

 

(文・写真=オンライン編集部)

 


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