安全な航行と衝突防止のために重要な役割を持つ汽笛。海上衝突予防法で装備や使用について規定されており、小型船舶においても全長12メートル以上のものに装備が義務付けられた法定備品となっている。
1922年創業、大阪市に本拠を置く伊吹工業は、大型船に搭載される汽笛メーカーとして、そのシェアは世界一を誇る。世界中から支持されている同社が、昨年開発し販売している全長20メートル未満の小型船舶向け電子ホーン(汽笛)が「ESR-150」だ。汽笛音に特化することで従来の4分の1に小型化した本体は、スタイリッシュなデザインに仕上げられプレジャーユースにも最適。性能面もデジタルアンプ方式でクリアな吹鳴音、低消費電力と充実している。電源はDC12~30ボルトと幅広く対応し船外機艇、ディーゼル艇問わず利用可能だ。カラーは従来のホワイトに加え、今回ブラックバージョンが追加販売された。
専用アンプの「DPA-100」は本機との接続でマイク放送が可能となり、スピーカーを追加することでメイン操船席だけでなく、フライブリッジなどほかの場所からもマイク拡声が行えるなど拡張性にも優れる。これからの汽笛システムの決定版といえるだろう。
プレジャーボートの外観にマッチする、スマートなデザインも魅力だ
(文=舵社/小川佳文 画像提供=伊吹工業)
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