千葉県・館山で60センチオーバーのマゴチ=マーゴンをねらっていたときに出合った魚探反応を三つ紹介します。(『BoatCLUB』編集部)
●日時:2025年5月
●場所:千葉県・館山沖
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:千葉県・館山沖、平久里川河口付近の水深10メートル前後のエリアを、大きく流しながら広範囲に探った。海底のほとんどが砂地で、マゴチのほかシロギスといった砂泥を好む魚が多く分布している。
マゴチのいる水深、地形を探す
水深10メートル付近で海底底質は砂でおおむねフラット。マゴチ自体が魚探には映りにくいので水深と海底地形、底質が攻めるポイントを選定する上での情報となる
シーバス(スズキ)らしき反応
海底から約4メートル上側までベイトフィッシュらしき魚群が映っている。アキュフィッシュ機能による単体魚の体長表示からシーバスのヒットを期待したが、バイトしなかった
釣れたポイントを記録する
GPSプロッター画面内の「PT234」は3年前にマゴチを釣った実績ポイントで、「PT542」が今回釣れたポイント。いずれも水深10メートル前後の底質は砂のエリアだ
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
本記事は、月刊『BoatCLUB』2025年8月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。