外房・守谷でロングジグを使って青ものを、SLJ(スーパーライトジギング)を使って根魚をねらう釣行へ出発。あいにくの強風のため、ほとんど沖へ出られなかったが、魚探の勉強になりそうな反応をキャプチャすることができた。(『BoatCLUB』編集部)
●日時:2025年4月
●場所:千葉県・守谷沖
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:千葉県の守谷漁港を出て、水深20メートル前後のポイントを中心に、青ものや根魚を探った。予想外の強風のため、釣果が出る前に早上がりとなってしまった。
ニセの海底起伏
0.5ノット程度の船速で流しているので海底はおおむねフラットに映し出されるはずだが、うねりによる海面の上下動で海底ラインがでこぼこに映し出されている。底付近に映っている単体魚はマダイかハタ類か
ベイトフィッシュを探す
海底付近にベイトになりそうな魚群と単体魚の反応が出ていた。宙層にも小規模な魚群が映ることもあったが、その密度は低く、緊張感もない。感度設定を上げることで密度の低い魚群まで映すことが可能になる
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
本記事は、月刊『BoatCLUB』2025年6月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。