『BoatCLUB』読者投稿/#5 親子三代で楽しむボートライフ

2021.06.15

読者のみなさまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」。

舵オンラインでは、過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲していきます。

 


#5
愛媛県・松山沖で2艇の愛艇を持ち、家族や仲間と楽しむ片山仁志さん

●BOAT:〈仁隆丸〉(ヤマハUF19)


、〈仁空丸〉(リョービ・ボートエースROB-23)
●FIELD:愛媛県・松山沖ほか
●TARGET:カワハギ、カサゴ、アジほか

 

私のボートとの出会いは、小学生のころです。愛媛県松山市内の家から、松山市沖の睦月島にある父親の実家への帰省用にと、父親がヤマハFR19を購入したのが最初でした。それからは帰省以外にも、父親や友人と共に、釣りやウェイクボード、無人島キャンプなど海を堪能していました。

 

社会人になった私は、父親のボートを借りつつ、友人と共同でリョービのボートエースと2馬力船外機を購入。購入のきっかけは、自宅付近のショアジギングのポイントに波止からナブラ打ちをしていたときです。波止から投げても届かないところにナブラがよく出ており、そこに船外機を付けたゴムボートが近寄って魚をバンバン釣っているのを見たのです。その瞬間背中に電流が走り、「同じボートを買おう」と。それからすぐに妻と友人を必死で説得し、買おうと決心してから2週間後に購入しました。

(左)友人と共同所有している〈仁空丸〉(リョービ・ボートエースROB-23)。購入直後は、横波による浸水やエンジン不良などのトラブル、不漁を経験しましたが、今ではボートに問題なく、安定した釣果も得ています。友人が、横波の浸水防止にと自作でFRP製のサイドフロートを作成してくれたおかげです

(右)42センチのヒラメをゲットした私。友人のポイント情報収集がすごく、助かっています

 

たまに妻や息子も連れて行きましたが、ボートエースは2人乗りなので3人では行けませんし、父親のボートは自宅から40分ほどかかるマリーナに置いているので、妻も息子もボートで遊ぶことに気乗りしません。段々と、「家族3人で手軽に釣りに行きたいな」と考えるようになりました。
どうしようかと悩んでいると、父親から年齢的にしんどいからボートを売ると連絡が。それを聞いて、「売っちゃうのか、さみしいな。よし、自分で和船ボートを購入しよう」と、これまたすぐに決心したのです。

「思い立ったらその時からスタート!」がモットーの私は、ひそかにボート探しの旅を始めました。中古艇情報を確認して目ぼしいボートが見つかると、妻や両親をドライブに行こうと巧みに誘い出す日々。ようやくインターネットオークションでこれだ!と思うボート(ヤマハUF19)が見つかり、すぐに販売店に連絡すると見に来てほしいとのこと。ボートの状態もよく、また家族に私の熱意も伝わり即契約。艇名は私と息子の名前をとって〈仁隆丸〉にしました。

 

そんなこんなで、今では最低週1回は家族や友人たちと釣りやクルージングを楽しんでいます。松山沖は魚種が豊富で、瀬戸内の魚は骨までおいしいと有名なんですよ。最近はカワハギ、カサゴ、アジなどをよく釣っています。夏には息子の友人たちを乗せて、釣りや実家のある睦月島までクルージングも。子どもたちが喜ぶ顔が一番好きなので、ボートを買ってよかったと本当に思っています。自分の父親と同じことをしているなと思い、ふと笑ってしまいますが(笑)。

 

ボートライフを送るきっかけを作ってくれた、私の両親です。買い替えのたびに、父と母が喧嘩していたのを覚えています(笑)。おかげで親子三世代で海を楽しむことができているので、感謝しています!!

 

親子そろって松山沖でイナダ(ブリの若魚)を釣りました。フィールドの松山沖は魚種が豊富で、いつも楽しませてもらっています

 

このレポートを投稿して「赤ステ」をもらったので、目立つところに貼りました!

 

これからも安全第一で、ボートエースと〈仁隆丸〉と共にボートライフを楽しんで行きたいです。何年後かわかりませんが、子どもが結婚して孫が産まれたら、もう少し大きなボートが欲しい気持ちになるかもな~。そうなれば、またレポートします(笑)。

 

(まとめ=BoatCLUB編集部)

 

※本記事は、『BoatCLUB』2021年4月号に掲載された記事を一部抜粋したものです。最新刊およびバックナンバーもぜひご覧ください。

 


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