月刊『Kazi』誌の人気連載、「おいしいキャビン」(監修:西原佳江さん)で紹介した、鯛茶漬けのレシピを舵オンラインで無料公開します。
新鮮なマダイを使った鯛茶漬けのレシピをご紹介。ごまだれをあえた刺し身へ、熱々のだしをたっぷり注げば、上品な香りとうま味が広がる一杯に。船上でも手軽に作れる、縁起の良いおもてなし料理としてもおすすめの簡単レシピです。
以下、月刊『Kazi』2026年2月号に掲載された「おいしいキャビン」を再編集したものです。フードコーディネーターの西原佳江さんが記した秘伝のレシピ帖と航く、“食の航海記”と共にお楽しみください。
朝陽を受けてほのかな紅を差した釣れたてのマダイが今、目の前にある。
今日は無風。
鏡のような水面へ気まぐれに垂らした釣り糸へ、たまたまヒットしたのだ。
脳裏に浮かぶのは、西原佳江さんのレシピ帖でいつか見た「鯛茶漬け」。火が使えない揺れる船の上で、漁師が釣れたてのマダイをさばき、しょうゆとごまであえてその場で白米にぶっかけたのがその始まりといわれている。
今はせっかく火があるんだ、少し手間を加えてみよう。だしを煮出し、黄金色に澄んだつゆを切り身にそっと注ぐ。マダイの身がきゅっと縮み、かぐわしい湯気がキャビンに満たされる。
参ったな。年明け早々とんだ美食じゃないか。柔らかな湯気に包まれ、ふと新年の抱負が浮かぶ。
—— 今年も多くの舌をうならせる航海を。
鯛茶漬け
「今回は薬味として刻みのり、九条ネギ、ワサビを使用しましたが、これはご自身のお好きなものでかまいません。三つ葉やミョウガなどをチョイスしてみてもおいしそうですね。ご飯はすぐにだしを吸ってしまうので、だしをかけるのは必ず食べる直前にしましょう!」(西原さん)
【材料/2~3人分】
- マダイ……1柵(200gくらい)
- 白練りごま……大さじ3
- 砂糖……小さじ1/2
- しょうゆ……大さじ1
- お好みの薬味……適量
- だしパック……1つ
- 酒……大さじ1
- しょうゆ……小さじ1
- 塩……1つまみ
- 真空パックご飯……2パック

【手順】

1.鍋にお湯を沸かし、真空パックご飯を湯煎で温めておく。ボウルに練りごま、砂糖、しょうゆを入れて全体をよく混ぜ合わせたら、マダイの切り身を入れてしっかりとあえる

2.だしパックを水500ccで5 分ほど煮出す。この際水が沸くまでは中火、沸いたら弱火に切り替えてじっくり煮出す。その後、酒、しょうゆ、塩で味を調える

3.器にご飯、マダイの切り身、薬味の順で盛り付けたら、最後にだしをかける。マダイがだしをかけることで少し半生のような見た目になれば、縁起の良い、温かなごちそうの完成です
◆今回の講師

西原佳江(にしはら・かえ)
油壺でレースやクルージングを楽しむフードコーディネーター。フライパン1個で作れる船上料理を提案。

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(文=Kazi編集部 写真=舵社 監修=西原佳江)




















