目指せ!船上料理の達人/①牛肉のタリアータ

2020.10.10

月刊『Kazi』10月号より始まった新連載「船上料理の達人」。この連載では、セーリングクルーザーの小さなギャレー(調理場)でも簡単においしく作れる料理を、セーラーでもある2人の講師に、毎月交互に教わります。
『Kazi』と一緒に、船上料理の達人を目指しましょう!

 

偶数月号の講師は、相模湾でレースやクルージングを楽しむフードコーディネーターの西原佳江さん。フライパン1個で作れる船上料理を提案してもらいます。

 

最初の料理は「牛肉のタリアータ」です。お肉の表面を焼いた後、しっかり保温するだけで、おしゃれな料理のできあがり。
「新連載の初回ということで、船内がパッと明るくなる、ちょっと華やかな料理にしました。ぜひ赤ワインとどうぞ」と西原さん。
きれいなローズ色になったお肉の滋味が、セーリングで疲れた体に染みわたります。詳しいレシピは下記をご覧いただき、ぜひまねしてみてください!

 

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【材料】
・牛肉(ステーキ用、厚さ1.5cm。常温に戻す)……250g
・ベビーリーフやクレソンなど……1袋
・オリーブ油……大さじ1
・塩、こしょう……少々
・A
    バルサミコ酢……大さじ2
    赤ワイン……大さじ1
    砂糖……小さじ1/2 または スティックシュガー1本    
    塩…… 少々

 

【手順】
1.フライパンにオリーブ油を入れ、強火にかける。肉の両面に塩、こしょう少々を振り、フライパンに入れる。強火で1分焼き、上下を返す
2.強火で10秒、中火で1分30秒焼き、しっかり焼き色を付ける。アルミホイルで肉をしっかり包み、新聞やタオルで包んで10分保温
3.フライパンの油を拭き(Aの跳ねを防ぐ)、Aを合わせ入れてトロッとするまで煮詰める。②の10分経過後に出てくる肉汁を加えても可
4.10分の保温後、肉を食べやすい厚さに切って皿に並べる。葉物野菜を盛り、③のソースをかける。チーズをトッピングするのもおすすめ

 

(文=舵オンライン編集部 写真=舵社/宮崎克彦 監修=西原佳江)

 

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