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新旧モデルを比較してみた/ボート免許の教習艇

2020.11.10

小型船舶操縦士免許(ボート免許)の取得時に使用されるボート、いわゆる教習艇について紹介したいと思います。ボート免許を取得する際には、実技の講習と試験で必ず操船することになる、あの小型モーターボートです。


LS-17型

現在、全国の小型船舶免許の教習所や試験では、このLS-17型が最も多く使用されています。
全長は17フィート(5.44メートル)。このボートの特徴は、船内外機(スターンドライブ)を採用していることで、エンジンが船の後部に搭載され、プロペラの付いたドライブユニットが船尾の外に出ています。教習艇として20年以上前から使用されている息の長いモデルです。市場ではスターンドライブ艇は少なくなっているので、このドライブ形式のボートには免許取得時にしか乗ったことがない人も多いと思います。

 

船体の最後部にエンジンルームがあります。エンジン点検時にはハッチを開けて点検します。

 

写真のボートに搭載されているのは、マークルーザーのガソリンエンジン(直4/3.0L/95馬力)です。ほかにディーゼルエンジンを搭載したボートもあります。

 

船内は17フィートながら大人4人が乗船できる配置となっています。エンジンのリモコンレバーは、教官が操作できるようにステアリングホイールの左側にあります。

 

FR-20LS型

そして最近、LS-17型に代わって導入されているのがFR-20LS型です。全長は20フィート(6.03メートル)。こちらは市販モデルのヤマハFR-20をボート免許教習用に仕様変更したもので、市場の多くを占める船外機仕様です。

 

搭載されているのはヤマハのガソリンエンジン船外機(直4/1.8L/90馬力)です。船外機艇なので、エンジンルームはありません。

 

点検時にはエンジンカバーを開けて点検を行います。

 

LS-17型よりひとまわり大きいため、船内は開放感があります。こちらもリモコンレバーがステアリングホイールの左側に設置されています。


ボート免許の現場では、今のところまだLS-17型が主流で、徐々にFR-20LS型への代替わりが進んでいるところです。スターンドライブと船外機では、エンジンの点検方法のほか、操船時の感覚など異なる部分があるので、これからボート免許を取得する方は、受講や受験をする機関がどんなタイプの教習艇を使用しているか、確認してみるといいかもしれませんね。

(文=舵オンライン編集部)

 

小型船舶操縦士免許(ボート免許)の問い合わせ
日本海洋レジャー安全・振興協会
https://www.jmra.or.jp/


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