2023年、注目の「インポーター“イチオシ”輸入艇」②/ベネトウ・アンタレス9 OB

2023.03.15

「輸入艇大好き!」と題し、魅力あふれる輸入艇をたくさん紹介した『BoatCLUB』3月号の特集企画。舵オンラインでも、注目の輸入艇ブランドとそのイチオシモデルを紹介します。

この記事は、『BoatCLUB』3月号特集内記事「インポーターのイチオシ このモデルが熱い!」を再編集したものです。


BENETEAU
ベネトウ

 

紹介してくれるのはこの人!

福岡輝芳(ふくおか・てるよし)さん

大学卒業後、国内のボートメーカーに就職。現在は、ファーストマリーンの営業マンとして、日々、新たなボートや、ボートライフを提案している。休日はアウトドアやクルマいじりをして過ごす

 

家族の“やりたい”をかなえてくれる
おしゃれなマルチパーパスモデル

アンタレスは、フランスの総合ビルダー、ベネトウの人気シリーズの一つで、船外機仕様のファミリークルーザーという位置付けのボートです。現在、6、7、8、9、11、11フライの6モデルがラインアップされており、すべてのモデルにいえるのが、フィッシングもクルージングも楽しめるような、マルチパーパスタイプのボートであるということです。

シリーズの中でも特にイチオシなのが、9 OBです。アンタレスの中では、大きい部類に入る中核モデルで、長さを生かした広々としたハウス、キャビン、アフトコクピットは快適なボートライフを実現してくれます。取り扱いやすいサイズでありつつ、搭載エンジンも高馬力のものをチョイスできるので、ストレスなくクルージングできるのもいいですね。

ちなみにですが、アンタレス8には、釣りに特化したフィッシングバージョンもあり、オリジナルのタックルボックスやロッドホルダーが装備されているので、釣り好きにはこちらもオススメです。

前述した通り、アンタレスは、釣りもクルージングも楽しめるボートです。ただ、内装などを見てもわかるように、単なる釣りやクルージングのための道具というわけではなく、船内でのんびりした時間を過ごせるように考慮されたデザインも魅力です。また、船内は、バウだけでなくミジップにもダブルバースのステートルームがあり、ハウス内のダイネットはフィラークッションを用いればダブルバースにもできるので、大人4~5人でも快適に過ごせます。

アンタレスは拡張性能が高く、豊富なオプションが用意されているので、自分好みのボートに艤装できます。オプションがたくさんあって迷う、という方にはパックもありますし、気になる方はぜひお気軽に相談していただければと思います

 

(タイトル画像説明)
さまざまな期待に応えてくれるマルチパーパスボートのアンタレス9 OB。週末に、家族と泊まりがけで遊ぶのにうってつけのボートといえます。素直で力強い走りも魅力です

 

パイロットハウスは、天井中央にスライディングサンルーフを配した5面採光で明るく、広々としているので、複数人で船内にいても窮屈さは感じません。ギャレーは、オプションの2口コンロや温水栓を備えることでより快適な船内生活が実現できます

 

船内空間を広く取ってはいるものの、アフトコクピットも十分すぎるほどのスペースを確保。ウオークアラウンド仕様で船首尾間の移動もしやすくなっています。コクピットシートはスライド式です

 

大人二人がゆったりと横になれる船首室のほか、ミジップにもステートルームが備わっています

 

フィッシングバージョンのアンタレス8。釣りをメインに楽しまれる方には、こちらもご提案しています

 

ベネトウ・アンタレス9 OB
●全長:8.23m(標準状態) 
●全幅:2.99m 
●艇体質量:3,776kg 
●搭載エンジン:200 馬力×2基(最大)
■価格:問い合わせ

 

(問)ファーストマリーン
TEL:046-879-2111
https://www.firstmarine.co.jp/

 

(まとめ=『BoatCLUB』編集部 写真提供=ファーストマリーン)

 

↑↑Kazi Movie「ベネトウ・アンタレス9」紹介動画もチェック!

 

↑↑Kazi Movie「ベネトウ・アンタレス8 フィッシングバージョン」紹介動画もチェック!

 


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