2023年、注目の「インポーター“イチオシ”輸入艇」①/ニンバスC11

2023.03.12

「輸入艇大好き!」と題し、魅力あふれる輸入艇をたくさん紹介した『BoatCLUB』3月号の特集企画。舵オンラインでも、注目の輸入艇ブランドとそのイチオシモデルを紹介します。

この記事は、『BoatCLUB』3月号特集内記事「インポーターのイチオシ このモデルが熱い!」を再編集したものです。


NIMBUS
ニンバス

 

紹介してくれるのはこの人!

井ノ口公彦(いのくち・きみひこ)さん

ウインクレルに入社して9年目の営業マネージャー。
「さまざまなご要望にも、造船所とお客さまの架け橋となって可能な限り実現に向けて頑張ります。納得のいくボート造りをサポートさせていただけたら幸いです」

 

高い居住性と走破性を兼ね備えた
北欧生まれの次世代ボート

ニンバスは、スウェーデンを代表するボートビルダーの一つです。拠点は、人口第2位の都市で工業の中心、イエーテボリにあります。

1968年の創業で、一度は不況により破産しますが、その後、新オーナーのもと世界的な販売網を拡充。2020年には、今回ご紹介するコミューターシリーズがデビューします。

ニンバスは、現在、コミューター、クーペクルーザー、デイクルーザー、テンダーの4シリーズを展開しており、新しく加わったコミューターは、次世代のニンバスを象徴するシリーズといえる存在です。

シリーズ最大となるC11は、ステップハルを有する軽快な走り、ぜいたくな居住空間、スカンディナビアデザインがもたらすラグジュアリーな雰囲気が特徴的。エンジンは、船外機の2基掛けかスターンドライブの2基掛けの選択が可能で、いずれもジョイスティック、アフトコントロールステーションを設置できます。トップスピードは40ノット以上で、耐候性、走破性に優れたモデルです。

北欧のボートと聞くと、クラシカルなスタイリングを思い浮かべる人も多いと思います。もちろん、C11もオーソドックスなパイロットハウス&ウオークアラウンドではありますが、細身のハル、立ち上がったバウといった、現代的でスタイリッシュなデザインが目を引きます。

ニンバスは、これまでパイロットハウスを左舷側へオフセットし、右舷側のサイドスペースを広げるスタイルを採用してきましたが、コミューターシリーズは左右対称のレイアウトで、ハウス両舷と後方の3ドア仕様となっています。

コミューターシリーズはC11のほか、C9、C8と3モデルがラインアップ。いずれもパイロットハウス仕様のため、雨の多い日本でも季節を選ばずボートを楽しむことができると思います。

 

(タイトル画像説明)
細身のスタイリングで抜群の走破性能を誇るニンバスC11。快適さと走りを両立させたい人にうってつけのボートといえます

 

落ち着きのある内装、大きな開口部のルーフハッチ、採光性に優れたパイロットハウスを実現。大きなダッシュパネルには、12インチ航海計器が二つも設置可能です。また、床は標準でチーク仕様です

 

ロワーキャビンは、バウ側からミジップにかけて2キャビンを展開。北欧のボートらしい優れた居住性が、ロングステイを可能にします

 

ギャレーのほか、シャワー付きのヘッドルームも設けられており、快適な船内生活が送れます

 

ニンバスC11
●全長:12.40m 
●全幅:3.46m 
●艇体質量:6,600kg 
●定員:12 名 
●搭載エンジン:ボルボ・ペンタD4 DPI320馬力×2
■価格:問い合わせ

 

(問)ウインクレル
TEL:045-681-0104
https://yacht-w.com/

 

(まとめ=『BoatCLUB』編集部 写真提供=ウインクレル)

 


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