アプレアマーレ|BOATING GUIDE 2021

2021.06.25

アプレアマーレは1849年創業。イタリアの伝統的な木造漁師舟"GOZZO"を建造してきたが、1930年代になるとGOZZOにエンジンを組み込むことに成功。現在では、その伝統的なスタイルと最新の技術を融合させたボートを世に送り出している。
木造舟のストリッププランキング(細長い板材を組み合わせて外板を形成する工法)を思わせるデザイン、船尾が丸みを帯びたダブルエンダー船型など、唯一無二の個性が光るラグジュアリーボート・ブランドだ。

(文=舵オンライン編集部)

※タイトル写真はGOZZO 35

 

APREAMARE GOZZO 35

アプレアマーレ・ゴッゾ35

アプレアマーレの原点である、伝統的な木造漁師舟の呼称をそのまま受け継ぐシリーズが「ゴッゾ(GOZZO)」。現在は35ftと45ftがラインアップされている。

ゴッゾ35の船内レイアウトは、両サイドに十分な幅と深さのある通路を設けたウオークアラウンド・スタイル。船尾側はサンベッドになっており、その前にL字形のシート、テーブルを挟んで操船席の背後にシンクを備えたバーカウンターがある。一方、船首側もキャビントランク上面がサンベッド、その前がベンチシートになっている。

全体的にはダブルエンダーのクラシックな雰囲気なのだが、もちろん船体やデッキはFRP製であるし、各部を見ていくと非常にモダンで洗練されたデザインで、そのバランス感覚に感心させられる。

中央のキャビントランク内がワンルームスタイルのキャビン。ステップを下りると左舷側に個室のトイレ&シャワーと洗面台のコンパートメント、右舷側にキャビネット、奥に2名分のVバースというレイアウト。デイクルーザーではあるが、船中泊も可能な設備が整っている。木材を多用し、カラーアクセントも利かせた品のよい内装は日本人にも好まれそうだ。

エンジンは2基掛けで、船内機仕様と船内外機仕様が用意されている。サイズも270馬力×2か300馬力×2が選択でき、300馬力×2では最高34ktとなかなかのスピード性能を発揮する。

なお、45ftモデルは、基本的に同じレイアウトでサイズが大きくなったかたちだが、エンジンはボルボ・ペンタIPS(370馬力×2あるいは435馬力×2)が設定されている。また、アプレアマーレの他のシリーズとして、32〜64ftの「アプレアマーレ」6モデル(7バリエーション)、56〜82ftの「マエストロ」3モデルがある。

 

操船席は左舷側にオフセットされ、右手がキャビン出入り口。クラシックなスタイルながら、ジョイスティックでの操船も可能な現代的な操船環境を備える。

 

折り畳みテーブルを備えたL字形ラウンジ、その船尾側はソファと一体型のサンベッドになっている。

 

ハードオーニングにはデッキライトやスピーカーが設置されている。

 

操船席の背面には、ウエットバーが設置されている。

 

キャビン奥のVバース。下側には引き出しが設けられている。右手の扉内はクローゼット。

 

キャビンに入って左舷側のドアを開けると洗面台スペース、その右手の扉内がトイレ&シャワールーム。

 

 

SPEC

●全長:11.2m ●全幅:3.7m ●船体重量:7t ●燃料タンク容量:700L ●清水タンク容量:170L ●定員:10名 ●エンジン:ボルボ・ペンタD4-270(270PS/199kW)×2、D4-300(300PS/ 224kW)×2

 


(問い合わせ)
テクノマーレインターナショナル
〒336-0965 埼玉県さいたま市緑区間宮607-1
TEL:048-878-6806
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