ヤマハ発動機、マリン事業のDX開発を担う企業をフィンランドで設立

2025.08.02

ヤマハ発動機は、マリン事業におけるデジタルプラットフォーム・コネクテッド開発を行う新会社「ヤマハモーターコネクテッドイノベーション(YMCI)」をフィンランドに設立した。併せて、2023年に出資した同国のSkipperi(スキッペリ)社の IT資産・知財権を買収し、YMCIに移転する。

Skipperiは、ボートシェアリングなどの運営を効率よく行うデジタルプラットフォームの開発を得意とするITスタートアップ企業。サブスクリプション型ボートクラブをグローバルに展開し、顧客に快適なマリン体験の場を提供している。

YMCIはこれによって、マリン事業におけるコネクテッド技術の開発を促進し、グローバルに拡大するシェアリング市場において、優れたデジタルプラットフォームを提供することを目指す。

同社は「マリン版CASE戦略」を引き続き推進し、本年2月発表の新中期経営計画では、顧客体験価値を最大化する「統合ボートビジネス」へと進化を図るという。 

 

(文=舵オンライン編集部)

 

スキッペリが運営するボートの予約管理アプリ

 

(問い合わせ)
ヤマハ発動機 コーポレートコミュニケーション部広報グループ
https://www.yamaha-motor.co.jp/

 

KAZIonline_Diners_AD.jpg

トピックス

トピックス の記事をもっと読む