
2025年3月~5月にかけて開催された、オーストラリア・メルボルンから大阪までの太平洋5,500マイルを縦断する「メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース2025(以下、メルサカ)」に出場し、愛艇の〈ジャズプレイヤー〉(ベイクウェルホワイト39)で見事に完走を果たした中野佳代子さん。
このたび、中野さんが自身の経験を詰め込んだビジネス書を上梓しました。
ベースは会社員として働きながら、個人でもさまざまな仕事をしている中野さん。
本著の内容はその話が主になり、最終章では中野さんの外洋セーラーとしての活動や、メルサカのことにも触れています。
「普通の会社員である私が、なぜこのような資金のかかるレースに自力でチャレンジできたのか。若いセーラーにとってもヒントや、励みになるのではと考えております」(中野さん)
ごく普通の一般家庭に生まれた中野さんが、自らのヨットを購入して、国際外洋レースの完走まで至った道のり。
これから大きなチャレンジをしようと考える人々に向けた、働き方と人生のヒントが詰め込まれた一冊です。
『会社員×個人事業で楽しく生きる!——やりたいことを社外越境でキャリアアップ』
●著者:中野佳代子
●出版:自由国民社
●ページ数:228
●判型:四六判
●価格:1,650円
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オーストラリアで〈ジャズプレイヤー〉(ベイクウェル・ホワイトZ39)を購入してレースに臨んだ中野佳代子さん(下写真右)。オーナー・スキッパーとして、5,500マイルというオフショアレースを見事に完走。下写真左は共にメルサカに出場したコスキッパーの中西満男さん
中野さんのほか、日本艇2艇が出場した「メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース2025」の模様は下記の号に掲載されています。そちらもぜひ!
(文=川野純平/Kazi編集部、写真=ジャズプレイヤー、山岸重彦/本誌)