石原良純さんも審査員／うみぽす2021の受賞作、発表！
2021.11.24「うみぽす2021」は、2015年から開催されている海のPRコンテストで、海洋連盟が主催し、日本財団と舵社が共催している全国規模のイベント。「海と日本PROJECT」の一環として開催され、今年で7年目を迎えます。
「地元の海をスターに！」を合言葉に、お気に入りの海や、海を感じる写真を撮り、キャッチフレーズを入れてポスターやポストカードを制作して応募します。最初の年の応募数は1,025作品でしたが、回を重ねるごとに知名度も上がり、応募総数も毎年増え続けました。
昨年と今年はコロナ禍で海に行く機会も減ることが予想され、応募数も減少するのではないかと危惧されましたが、今年の応募総数は4,607作品。過去最多になりました。ちなみにこれまで7年間の延べ応募総数は22,200余りが寄せられています。
去る11月21日（日）には、東京駅近くにあるイベントスペース「Have a Nice TOKYO」において、審査員をつとめた俳優で気象予報士の石原良純さんや、沖縄在住の海洋カメラマン古谷千佳子さんなどが出席して、上位入賞者を招いた表彰式が開催されました。
審査員特別賞として石原良純さんが選んだ作品の写真は、海に行って温泉に浸かって、新鮮な魚介類を食べながら浴衣姿の男性がガーっとビールを飲む場面。キャッチは「美し魚と、最幸の一杯！」。コロナ禍で、できなくてやりたかったことを見事に表現している作品を見ながら、「この写真に写ってるのって、私でしょ！」と、会場に笑いがあふれる場面も・・・。
さて、今年のグランプリ入賞作をご紹介しましょう！
●ポスター部門 一般の部 グランプリ（賞金30万円）
青森県三沢市の海で撮影したという作品。作者は3人の子供のお母さん。名前にそれぞれ「空」という字を入れていることからニックネームは「3空（みそら）」さん。全体の構図から可愛いノリノリのムードが伝わってくる。特に後ろに写っているお兄ちゃんの表情とポーズがキマリ！ コロナ禍の憂鬱を吹き飛ばす明るさが、審査員たちの目を奪いました。
●ポスター部門 こどもの部 グランプリ（図書カード3万円分）
静岡県清水区三保の海を描いた作品。作者は菱田琳斗（ひしだりんと）くん。「大好きな富士山が見える、三保の海がお気に入り。コロナ禍で海水浴ができなくで残念だけど、みんなに知ってほしいと思い、描きました」とのコメント。
●ポストカード部門 一般の部 グランプリ（賞金30万円）
京都府宮津市丹後由良の海を表現したショウリンさんの作品。「長い鉄橋を渡るときはゆっくり走り、車窓からの海を満喫させてくれる鉄道。郷愁をさそう盛夏のイメージを切り絵風に表現した私の心の風景です」とのことです。
●ポストカード部門 こどもの部 グランプリ
福井県高松市の中央卸市場に出ている越前ガニをテーマに、山川和磨くん（7歳）が描いた作品。
●インスタの部 グランプリ（賞金10万円）
福岡県糸島の海を表現した、深見知史さんの作品
■表彰式の模様
https://www.youtube.com/watch?v=ZbShtb_idjQ&t=2949s
■2021年度受賞作品
https://umipos.com/award-winning_work_2021/
（文＝うみぽす2021実行委員会）
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