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ヨットレース
全日本スナイプ続報/渡邊哲雄・齋藤浩二が首位に

2020.11.14

和歌山セーリングセンターでレースが行われている全日本スナイプ級選手権。

大会3日目、レース2日目となる11月14日は、朝から北寄りの風が吹き、1日の最大開催レース数である3レースが消化された。初日と併せて全4レースが成立したことで1レースがカットとなり、最終日を残して上位争いの面子が概ね出そろった形となった。

第2レースで、昨日の第1レースで2位だった渡邊哲雄/齋藤浩二がトップフィニッシュを決めダントツの首位に立つと、その後もベテランらしく手堅いレース運びで最終日を首位で迎えることになった。

風速は、ブローで15ktを超える風が吹くコンディションとなったものの、強弱が激しく、海面によってブローのムラがある非常に難しい風で、各艇ともコース取りには苦慮していたようだ。

そんな中、第4レースでは昨年チャンピオンの大井祐一/酒井則彰や、その他優勝経験のある白石潤一郎/鈴木恵詞、永松 礼/畠 広樹、近藤康史/近藤広佳といった実力者たちが相次いで上位でフィニッシュし、最終日を前に順位を上げてきた。

最終日の明日は微風の予報で、またもや難しいコンディションとなりそうだ。残りのレース数を考えれば上位3チームに大きなアドバンテージがありそうだが、まだ一波乱有りそうな気配を和歌山の海は湛えている。

 

■第73回全日本スナイプ級ヨット選手権大会
2020.11.12~15
和歌山セーリングセンター

大会公式掲示板(暫定成績など)

 

14日の一本目、第2レースでトップフィニッシュを決め、首位に立った渡邊哲雄/齋藤浩二。

 

D旗の掲揚を待つ選手たち。張り詰めた空気が漂ういい時間帯だ。

 

第4レース、アプローチで近藤康史/近藤広佳をリーバウでかわし第1マークをトップ回航する白石潤一郎/鈴木恵詞。

 

前日の第1レースでは48位と大きく出遅れた慶應義塾大学の菅原汐音/宮内勇一だったが、第2レースの2位フィニッシュで勢いに乗り、最終日を前に5位につけた。全日本初の現役女子学生チャンピオン誕生に期待が高まる。

 

地元出身の矢野伸一郎/吉永温は、この日も手堅く走って優勝圏内の4位につけた。

 

大崩れしない走りで上位をキープし続ける永松 礼/畠 広樹。6位の好位置でさらに上位を虎視眈々と狙う。

 

第4レースでトップを走る白石/鈴木を最終マークでかわして今シリーズ初のトップフィニッシュを決めた近藤康史/近藤広佳の夫婦ペア。

 

第3レースでトップフィニッシュしたのは、逗子開成高校ヨット部顧問の内田伸一選手とその教え子で早稲田OBの入江裕太選手の師弟コンビ。最終日を前に2位。悲願の初優勝が視界に入ってきた。

 

2週間前に同じ場所で開催された全日本インカレで久々の総合入賞を果たした福岡大学は、このシリーズもいい走りを見せている。

 

(文・写真=松本和久)

 

■暫定成績(レース2日目終了時点)


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