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超高速最新フォイリングモス/「 Bieker 」に迫る!

2021.02.03

■2020年の全日本モス優勝艇

2020年のモス級全日本選手権で優勝した、後藤浩紀さんが乗るモスの「 Bieker (ビーカー)」
日本にはまだ1艇しかない、この超高速フォイリングモスを静岡県・ビーチスマリーナで取材した。スピードを求め、従来のモスよりかなりアップデートされた Bieker の特徴に迫る。

 

Bieker

ビーカー

全長:3.3m(バウスプリット、ラダーガントリー含まず)
全幅:2.25m  
重量:35kg
ハル重量:6.2kg
セール面積:8.25m2
乗員:1人 
価格:問い合わせ

(問い合わせ)
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
TEL: 0467-76-1051
E-mail: shop@psjpn.co.jp
https://psjpn.co.jp/ja/

 

前からの投影面積を最小限にし、空気抵抗を減らすためにバウデッキのふくらみを取り去ったストレートなデッキ形状

 

ハルは比較的ボリューミーで浮力が大きい。ウイングは左右一体型のため、ハルに力がかかることによる、ねじれが少ない。また、ウイングが上を向いているため、海水面から離れて、よりアンヒールさせやすくなっている

 

ソリッドカーボン製の小さなウイング。反るようにカーブしていてハイクアウトしやすい。バングやワンドなど、6種類のコントロールロープがある

 

MACH 2(マック2)のラダー(右)との比較。Biekerのほうが長い分、より高くフォイリングできる

 

ラダーフォイル。幅は狭く面積が小さいため、抵抗も少ない。一番薄い部分は2.3mm

 

ウイングレット。翼端は、水の渦(抵抗)を防ぐため、カーブしている

 

後藤浩紀さん。モス級国内最速記録(32.6kt)保持者にして全日本チャンプ。日本のモス協会会長。好きな食べ物は、モツ鍋。

 

三叉のスプレッダー(プロッダー)や、太くなったマストステップなど、従来のモスからかなりアップグレードされた。またデッキスイーパーのおかげで、ブーム下の整流(エンドプレート効果)も実現。
スタイリッシュな見た目で、乗りこなすには相当の操船技術が求められるが、世界でトップを競い合うには欠かせない性質を兼ね備えた、ハイスペックなモスだ。

 

かっ飛ぶ Bieker の動画はこちらから↓↓

 

(文=Kazi編集部/松山 暁 写真=舵社/宮崎克彦)

本記事は月刊『Kazi202012月号にも掲載。バックナンバーおよび電子版をぜひ。


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