月刊『Kazi』7月号の表紙は中禅寺湖、アクアミューズで風を待つ男体山(なんたいさん)ヨットクラブJの皆さん
COVER PHOTO / Shigehiko Yamagishi (Kazi)
月刊『Kazi』2025年7月号の特集は、「湖上のゆらめきに身を任せて|春夏秋冬レイクセーリング&ボーティング」です。
まるで絵画のような、湖畔に広がる山々や森の風景。自然の中に溶け込みながら、穏やかな水面を進む感覚は、日常を忘れさせるぜいたくな体験です。
四季折々で景色が変わるのも、湖ならではの楽しみ。
今月号ではセーリングライフ、ボーティングライフを満喫できる四つの名湖を、季節ごとの絶景を添えて紹介します。
湖でのフネ遊びが持つ魅力と可能性に、ゆったりと浸りましょう。
そのほか湖向きのセールボート&パワーボート図鑑や、マイボートで楽しめる全国の湖リスト、大きな盛り上がりを見せた三つの外洋ヨットレースを取り上げた第2特集など、盛りだくさんの内容でお届けします!
今月もヨット&ボートの魅力が詰め込まれた一冊になっております。皆さま、ぜひご一読ください!
第1特集 湖上のゆらめきに身を任せて|春夏秋冬レイクセーリング&ボーティング
大小さまざまな480もの湖がある日本。
今回は山中湖、中禅寺湖、浜名湖、琵琶湖を訪ね、セーリングライフ、ボーティングライフを楽しむオーナーたちを取材した。
四季折々の美しい景色に触れることができるのは共通だが、その土地ならではの季節の絶景もお届けする。
普段の拠点が海の方々は、まだ見ぬ湖の世界へ。
いつも湖で楽しんでいる方々は、新たな発見を探しに参りましょう。
春夏秋冬「夏」 山梨県・山中湖
富士五湖で最もセーリング&ボーティングが盛んな山中湖。創業106年の山中湖ヨットハーバーで、55年以上ヨットに乗り続ける矢花義政さんに、日々ゴキゲンな理由を聞いてみました。
春夏秋冬「秋」 栃木県・中禅寺湖
かつて異国の外交官たちを魅了し、彼らからセーリング文化が持ち込まれた中禅寺湖。百年を超えて受け継がれる歴史と、美しい自然の中で、白帆は今も静かに風を受けています。
春夏秋冬「冬」 静岡県・浜名湖
浜名湖を知り尽くした地元ボーター・小関 誠さんと巡る浜名湖レイクボーティング。小関さんの顔なじみの名店を訪ねながら進むその航海は、独創的で愉快な魅力に満ちていました。
春夏秋冬「春」 滋賀県・琵琶湖
半世紀にわたり琵琶湖でアウトドアを楽しんできた〈アズーラ〉(ヤマハ30CII)の共同オーナー3人。中学の同級生同士が久々に集まり、息を合わせて琵琶湖を巡るクルージングに同行させていただきました♪
歴史海路 若狭三方五湖〜縄文人のセーリングに思いを馳せる〜
日本人と海の関わりを探る旅に出たスピリット・オブ・セイラーズの山本 海さん、絵理さん夫妻が、小さなセーリングカヌーで訪れた福井・若狭三方五湖(わかさみかたごこ)。そこには縄文人が残した、航海技術と思想の原点が息づいていました。
湖畔での自作の楽しみ
ヘレショフ16’8”ヨールCOQUINAを造る
世界的なマリンフォトグラファー、矢部洋一さんが一昨年から建造を始めた自作艇“COQUINA(コキーナ)”の作業工程と、それにまつわるエピソードを報告する連載です。
いよいよ転回・正立(ターンオーバー)した舟を、「飛び切り上等な舟」にするために、舟造りの師匠・俣野広司さんと見習工・矢部さんが船体の内装に加える造作の模様をお届けします。
第2特集 大海を超えるDNA|オーシャンヨットレース3選
春に開催された三つのオーシャンヨットレース「小笠原レース2025」、「第9回 メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース」、「DMG MORI オーシャンスプリングフェスティバル&ショート2025」の模様をお届けします。それぞれに特色を持ったレースの詳細と、大海原を渡った日本の外洋レーサーたちの奮闘の記録をぜひご覧ください!
海ガール/ミズノマリンの奥村造船で津波救命艇シェルターを体験!
今回、矢口あやはさんが向かったのは、兵庫県姫路市にあるミズノマリングループの奥村造船工業。2023年7月に竣工した新工場を見学しながら、あやはさんが津波救命艇シェルターとポリエチレン製ボートを体験しました!
☆ニューモデル艇紹介は2艇です
ヨット「ジャノー・サンオデッセイ350」
ボート「バヴァリア・ヴァーテス420フライ」
※ページ末に各ボートの解説動画へのリンクがあります!
月刊『Kazi』2025年7月号、ぜひご一読ください。
月刊Kazi2025年7月号購入はコチラから
(文=Kazi編集部)
●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:168ページ
●価格:1,390円
●発行:舵社
ジャノー・サンオデッセイ350の解説動画はコチラ↓
バヴァリア・ヴァーテス420フライの解説動画はコチラ↓