60分でカーボンを除去/エンジンのクリーニング

2021.09.22

フネのエンジンを使用し続けると、燃焼室内部にはカーボンが付着、蓄積し、いずれ排気から黒煙が出るようになってしまう。これがエンジン性能低下の大きな原因になる。専門業者にエンジンのオーバーホールを依頼すれば改善できるが、これには高額な費用がかかる。

この悩みを解決できるのが「燃焼室カーボンクリーニング」だ。これはアイドリングしているエンジンの燃焼室に水素酸素混合ガスを送り込み、内部で燃焼させて燃焼効率を上げることにより、付着したカーボンを取り除くという原理。混合ガスは燃焼後に水蒸気としてエンジン外へ排気されてしまい、その後はエンジンの燃焼効率が改善される。わずか1時間の作業で燃焼室内がクリーニングでき、燃費も向上するというスグレモノだ。

ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン(船外機を含む)のどちらにも対応する。

 

エンジンのアイドリング中に水素酸素混合ガスを送り込み、燃焼室で燃料により燃焼させる。これで燃焼効率が格段に上がり、付着したカーボンを除去する。燃焼後、混合ガスは水蒸気となって排気される

 

作業は、混合ガス噴射装置を積んだクルマからアイドリング中のフネのエンジンに水素酸素混合ガスを送り込むだけ。フネが係留されている場所に作業車が近づけるなら、その場で作業できる。またマリーナなどの場合、フネと作業車の距離がおよそ100メートルまでなら作業が可能とのこと。上架中でもエンジンを回せる環境が用意できれば、作業は行えるそうだ。

 

左がクリーニング前と後のシリンダーヘッドの汚れの比較。右はクリーニング前と後の排気黒煙量の比較

 

プラグに付着したカーボンと、燃焼室カーボンクリーニングを行ったあとのプラグの比較

 

水素酸素混合ガスを送り込む装置がこちら。水を分解して作った水素酸素混合ガスなので、安全に使用することが可能だ

 

クリーニング料金は1回33,000円で、出張費が別途必要とのこと。エンジンを分解してのオーバーホールよりは確実に安い。
燃焼室カーボンクリーニングを行ったオーナーからは、「エンジンを分解しなくても、クリーニングができて便利」「黒煙が気になっていたが、クリーニング後は少なくなった」「クリーニングしたら、燃費がよくなったことに驚いた」などの声が寄せられているとのことだ。エンジンの状態を改善したいと考えている方は、ぜひ一度お試しいただきたい。

 

(文=舵オンライン編集部 写真提供=船美)

 

ディーゼルエンジンのインジェクターをきれいにする、協力会社のクリーナーもあります。詳しくは→こちら

 

(問い合わせ)
船美
TEL:053-581-7014
https://www.funemi-mh.com/
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