仁尾マリーナ(香川県)|マリーナガイド2021

2021.02.24

瀬戸内の海を存分に楽しめる
四国最大級の大型マリーナ

仁尾マリーナ(香川県三豊市)

 

香川県西部に位置する仁尾マリーナは、四国では最大級の規模を誇るプレジャーボート拠点だ。目の前に広がる、瀬戸内海という絶好のゲレンデを存分に楽しめるとあって、香川県内や四国エリアのみならず、関西や関東のオーナーが艇を置いているケースも多いという。国内便の運航も多い高松空港から約1時間半とアクセスもよい上に、首都圏に比べれば格段に安い利用料金を考えれば、ここをホームポートにするという選択肢は十分な説得力がある。

 

マリーナの目の前には、蔦島(大蔦島)が浮かんでいる。目と鼻の先に、こんな無人島が浮かんでいるほか、近隣には、しまなみ海道や笠岡諸島の島々など、無数のクルージングスポットが点在している。ブルーウオーター派にはたまらない、垂涎のゲレンデにホームマリーナがあるぜいたくといったら。。。

 

無人島である蔦島は、夏季のみキャンプ場がオープンし、定期船が運航されている。美しい自然に触れられるとあって、人気を集めている。

 

抜群のロケーションもさることながら、西日本でも有数の設備の充実ぶりも魅力の一つ。陸上に218隻、海上に98隻分の収容スペースを有するほか、近年は25トンのガントリークレーンも新設された。より大型の艇にも対応できるようになり、ますます需要が高まっている。
また、「みとよ・仁尾海の駅」にも指定されており、長さ30mのビジターバースを完備。瀬戸内クルージングを楽しむヨットやボートが、国内のみならず海外からも訪れる。その設備と高いホスピタリティーに、たくさんのビジターが満足していることはいうまでもない。

 

陸上には218隻分のゆったりとした艇置スペースを備えている。ボートの展示場もあるので、新艇から中古艇まで、いろいろな艇を実際に見ることが可能だ。試乗・展示会などのイベントも、毎年数多く開催されている。

 

マリーナの敷地内には、大型の整備工場も備えている。高いスキルを持ったスタッフたちが、愛艇のメンテナンスから修理に至るまで対応してくれる体制が整っている。

 

自然のなかで過ごす満足感を、存分に味わうことができる仁尾マリーナ。温暖な気候と静穏度の高い恵まれた海域で、最高のマリンライフを手に入れていただきたい。

 

手ごろな料金で利用できる、レンタルボートのサービスも提供している。マリーナ周辺の海域は年間を通して魚影の濃いエリアだけに、ボートアングラーにも人気が高い。遊び方に応じて、タイプの異なるボートをチョイスすることが可能だ。

 

マリーナのすぐ南に、約1kmにわたって続く「父母ヶ浜」。夏は海水浴客でにぎわうこのビーチ、無風の干潮時になると、天空を映す鏡のような海面が広がる。「日本のウユニ塩湖」ともいわれるくらいの絶景は、自然が生んだ極上のギフト。ぜひ一度はみておきたい。"インスタ映え"するスポットとして、人気を集めている。

 

日本が誇る桜の絶景、紫雲出山。山頂からは、息をのむほどに美しい瀬戸内海の絶景が一望することができる。この眼下に広がる絶景の中で、マリンレジャーを楽しめることを想像していただきたい。

中~大型艇の保管スペースにも、まだ余裕があるという仁尾マリーナ。年間のランニングコスト、空港からのアクセスの良さ、そして絶好のゲレンデが目の前に広がる抜群のロケーションを考えたら、県外や関東・関西の都市圏に居住している方にとっても、ホームマリーナとして魅力あふれる選択肢の一つといえるだろう。

 

(文=舵オンライン編集部)

 


【主なデータ】
アクセス:(車)高松自動車道 三豊鳥坂ICから約20分、さぬき豊中ICから約20分、(電車)JR予讃線 詫間駅からタクシーで約10分
営業時間:8:30~17:30(10~3月は17:00まで。7~8月の土日祝日は18:30まで)
定休日:火曜日
収容艇数:海上係留98隻、陸上保管218隻
主な設備:ガントリークレーン(25トン/5トン)、レールウインチ(30トン)、給油所、給水・給電施設、クラブハウス、マリンショップ、軽食・喫茶、会議室、和室、バーベキューハウス

〒769-1401 香川県三豊市仁尾町仁尾己918-12
TEL: 0875-82-3203/3231
http://www.nio-marina.com/


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