葉山マリーナ(神奈川)|マリーナガイド2021

2021.02.24

老舗ならではの安心感は別格
充実した施設で爽快な“葉山時間”を

葉山マリーナ(神奈川県葉山町)

 

1964 年に開業した歴史ある葉山マリーナは、関東はもちろん、全国のヨット乗り、ボート乗りなら誰もが知る存在だ。2002年に京急グループの一員になってからは、積極的な設備投資や新規事業にも取り組んでおり、30トンクレーンの新設、レストラン&ショッピングゾーンの刷新、クルージングプランの実施など、海を楽しめる場としてはもちろん、より信頼できるマリーナとして進化を続けている。

 

「葉山マリーナプラザ」には本格的なイタリアンレストランをはじめ、中華料理。寿司店、さらに湘南で人気のプリンショップ&カフェ「MARLOWE」が入り、本格的なマリンショップやマリンアパレルショップ、ギャラリー、美容院が軒を連ねる。

 

そんな葉山マリーナにユーザーが抱くイメージは、やはりヨットレースが盛んなマリーナといったところだろうか。年2回開催の「ニッポンカップ」、年20回以上開催されている「葉山マリーナヨットクラブ(HMYC)」主催のレース、各クラスのワンデザインレースなど、さまざまなイベントが年間を通して毎週のように行われている。

 

一方、クルージングを楽しむブルーウオーター派、そして釣りのためにボートを所有するボートアングラーにとっても、葉山は絶好のロケーション。それぞれのスタイルでマリンライフを楽しんでいる。

 

大型クルーザーで湘南の海を気軽に満喫することが叶うのが全長60ft、旅客定員50名の〈ベイクルーズ葉山II〉だ。葉山マリーナから裕次郎灯台、江の島を巡るショートクルージング(約45分)。1日3便(冬季は2便)の運航で、料金は大人1人3,000 円+税、子供1人1,500円+税と手軽に楽しめる(予約制)。普段、なかなか見ることが出来ない、江の島の南側の断崖は一見の価値があり人気だ。また、マリーナのレストランでのランチがセットになったお得なプランもあり。天候不良時は欠航。詳細はマリーナのホームページにて紹介されているのでチェックして見よう。

 

また、葉山マリーナは会員制マリンクラブ「ヤマハシースタイル」の利用が可能。常時3艇のボートが完備されており、ボートフィッシングやクルージング、自分の遊び方に会ったボートのレンタルが可能だ。マリーナのすぐ目の前には江の島があり、天候が良ければ写真のように、富士山と江の島を眺めながらのクルージングが楽しめる。

マリンスポーツの聖地ともいえる湘南、葉山で、50年以上にわたって、海を愛する人たちと向き合ってきた葉山マリーナ。「21世紀型マリーナを目指す」その歩みは、まだまだ続く。

 

(文=舵オンライン編集部)

 


【主なデータ】
アクセス:(車)横浜横須賀道路 逗子 ICから逗葉新道経由で約 15 分 (電車)京急線 逗子・葉山駅またはJR横須賀線逗子駅からバスで約15分
営業時間:平日9:00 〜 17:00(夏季は18:00まで)、土日祝日8:00 〜 17:00(夏季は18:00まで)※レストラン、ショップの営業時間は異なる
定休日:火曜日(夏季は無休、1~2月は火・水曜日)
収容艇数:陸上保管約180隻、ディンギー約50隻、海上係留約20隻
主な設備:上下架施設(30トンクレーン、20トンクレーン)、整備工場、給油施設、クラブハウス、シャワールーム、ショップ&レストランほか

 

〒240-0112
 神奈川県三浦郡葉山町堀内50-2
TEL: 046-875-0002 
https://hayamamarina.com/


関連タグ

マリーナ

マリーナ の記事をもっと読む