小型艇でも艤装OK!/ホンデックスの小型ソナー

2021.03.06

ホンデックスブランドでおなじみの本多電子から2020年4月に発売されたマルチスキャンのニューモデル「HE-773SⅣ-Di」。広範囲を探知できる全周ソナーモードをはじめ、マルチな探知・表示機能を備えている。
実釣でその実力を試した『ボート倶楽部』2020年11月号掲載の記事より、その使い勝手を少しだけ抜粋したい。

※本記事の取材は2020年8月中旬に実施したもの。

 

まずは、取材時の様子をご紹介。

 

ソナーは音波を懐中電灯のように、高速でぐるぐると回しながら周囲を確認しているようなもの。
魚探のように真下付近を探査するのではなく、もっと海面に近いところを探査することも可能。例えばベイトやターゲットが左舷前方側にいるのか、右舷後方側にいるのか、などもわかってしまうのである。

 

ホンデックス「HE-773SⅣ-Di」
140~240キロヘルツの周波数が選択可能なワイドバンド仕様のため、他船との干渉も低減できる。360度を探知する「全周ソナー」、海底地形を広く探知する「ボトムソナー」、異なる情報を同時に映す「4画面」など多彩な表示モードがある

 

釣りに非常に便利なソナーだが、これまでは振動子の大きさや大がかりな取り付けなどがネックとなり、艤装できるボートのサイズが大きくなりがちだった。
HE-773SⅣ-Diは、電動昇降式の振動子をスカッパーに取り付けられるうえ、上下動装置が小型&防水仕様のため、イケス内に収まる。スカッパー式イケスのあるボートなら、20フィートクラスからでも無理なく搭載できるソナーなのだ。

今回の取材にご協力いただいたのは、ヤンマーLF26CZに乗るオーナーさん。
新艇で手に入れたマイボートで、深場釣りを中心に、四季折々の美味しい魚を求めて釣りをしている。
特に、夏場はイワシを追って入ってくるカマスの群れをねらっているという。

 

ご協力いただいたオーナーさんが乗るヤンマーLF26CZ。取材時は、購入して8年ほどたったタイミングだったが、非常にきれいに乗られている印象だった

 

取材では、ホンデックスの12インチのGPSプロッター魚探「HE-1211」と両方を使って実釣してみた

 

ソナーと魚探の連動イメージ。左のソナー画面では、左舷前方の海底の反応が高くなっている。右のプロッター画面の等深線でも、魚探画面でも、ちょうとボートがカケアガリの上を通過中なのがわかる。ソナーのほうがカケアガリがどちらの方向にあるのか、一目瞭然だ。これが魚の群れであれば……。想像していただきたい

 

当日は、まず水深10~20メートルのところで、全周モードでベイトの群れを探した。

 

水深15メートルほどのところ。左舷から前方にかけてなにかの反応を捉えている。ボートからの距離は5メートルほど

 

上のソナー画面を見つけた反応に近づいていくと、魚探ではこんな反応が。このとき、カマス用のサビキを落としてみたのだが、釣れたのはホウボウだった

 

その後、オーナーさんの大好きな深場へ移動。
深場で活躍するのは、ボトムソナー。

 

振動子を振り子のように横方向に往復させたボトムソナーモード。反応が左にあるか右にあるかが判断できる。深場を探ったところ、ボートのほぼ真下の水深150~180メートルくらいのところに大きな反応が見られた

 

4画面モードにもできる。ボトムソナーモードでの4画面の場合、横往復と縦往復のデータを表示することで、前後左右をくまなく探知することもできる。全周ソナーモードの場合は、チルト角(音波を出す角度)を変えて表示すれば、上下の反応を網羅できる

 

深場では、キンメダイやムツの釣果があった。
オーナーさんの大好きな魚で満面の笑みが見られた。

小型艇にも艤装できるようになったことで、幅広いユーザーが使えるようになったソナー。
搭載すれば釣りの幅が広がること間違いなし。
詳細は製品ページをご覧ください。

今回紹介した動画はYoutubeの本多電子チャンネルより抜粋したもの。
そのほかにもさまざまな同社製品の紹介動画があるので、ご覧いただきたい。

 

(文=BoatCLUB編集部/茂木春菜 写真=舵社/山岸重彦 画面写真=本多電子)

 


本多電子 マリンカスタマーサービス
TEL:0532-41-6332
https://www.hondex.co.jp/

※本記事は『ボート倶楽部』2020年11月号より抜粋。バックナンバー電子版最新刊も、ぜひご覧ください。


ボートフィッシング

ボートフィッシング の記事をもっと読む