カンヌ・ヨッティング・フェスティバル/華やかに開催

2021.09.16

9月7日~12日の6日間、「カンヌ・ヨッティング・フェスティバル2021(以下、カンヌYF)」が、南仏のリゾート地と知られるコートダジュールの町カンヌで開催された。

欧州のボートショーシーズンの幕開けを告げるイベントであり、またその規模からしても、世界のプレジャーボートシーンにおいて重要な意味を持つカンヌYF。昨年はコロナ禍で開催が見送られていただけに、2年ぶりにこのイベントが帰ってきたことの意味は大きい。ヨーロッパでは、間違いなく日常が戻ってきていることを、つくづく実感する。

例年は、日本からも多くの輸入艇ディーラー、ユーザー、メディアなどが、このイベントを訪れていたが、今年はやはり訪問を見合わせているケースがほとんど。そんななか、約600隻にもおよぶボート・ヨットが展示されたカンヌYF。主催者から提供された写真で、少しでもその雰囲気に触れていただければと思う。

 

メイン会場となるVieux Port。フレンチリビエラで最も古い港の一つに数えられている。大小あわせて450隻を超えるパワーボートがずらりと並ぶ。

 

お隣のPort Cantoは、「Sail Area」の展示会場となっている(下図のピンクのゾーン)。展示艇は108隻で、このうち20隻が、ここでワールドプレミアを迎えた。中央から左のエリアは、マルチハルがずらり。世界的なマルチハル人気の高さがうかがえる。

港の外側のエリアは、「Broker」ゾーンとなっており、中古のメガヨットの一大即売会場の様相を呈している。

 

 

ベネトウ、ジャノー、サルゴといった、日本でもおなじみのブランドのボートが連なる。パワーボートのマーケットは、世界的に依然として活況を呈している

 

「Broker」ゾーンに居並ぶメガヨット

 

地元フランスのビルダー、ジャノーの大型艇群

 

ハンゼ(ドイツ)のラインアップがずらり

 

「Sail Area」の展示に占めるマルチハルの割合は、近年、増加する一方だ

 

 

規模といい、展示内容といい、世界トップクラスのボートショーイベントが、開催されたことは何より。世界のプレジャーボートマーケットは依然として好調だが、こういったイベントの開催が、ますますそんな状況を後押しするに違いない。

 

●Cannes Yachting Festival 2021 公式サイト
https://www.cannesyachtingfestival.com/en-gb.html

 

(文=舵社/安藤 健 写真=Yachting Festival Cannes - Abracadabra Studios)

 


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